内容
人生で20日間だけでも群論と向き合う時期があってもよいのではないかという人のために
・1日1話で学び、抽象的な概念の理解につながる全20話。
・量子力学・相対論など物理や化学のさまざまな分野で群の表現の知識は必要となる。
・分子の対称性を記述する「点群」の指標テーブルが書けるようになるの本書の目標。
【主な目次】
1. 演算のしくみ
2. 群のしくみ
3. 演算を保つ写像
4. 群の作用
5. 巡回群
6. いくつかの群
7. 自由なアーベル群
8. 位数の小さい群
9. 行列による表現
10. 有限群の表現
11. 表現の指標
12. エネルギー準位の縮退
13. 分子と点群
14. 正多面体群
15. 巡回群と2面体群の表現
16. ヤング図形
17. 正多面体群の表現
18. 選択則
19. 分子の振動
20. 振動の量子化