丸善のおすすめ度
サッカーで、生きていけるか。~プロへの道筋と現実、ネクストキャリアの考え方~
阿部博一,
小野ヒデコ
著
発行年月 |
2024年11月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
245p |
---|
大きさ |
21cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/スポーツ・健康科学/スポーツ・健康科学 |
---|
|
|
ISBN |
9784862763402 |
---|
|
商品コード |
1039329813 |
---|
NDC分類 |
783.47 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年12月4週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2025/01/26 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039329813 |
---|
著者紹介
阿部博一(著者):アジアサッカー連盟(AFC)審判部部長(Head of Department, Referees Department)
1985年生まれ、東京都出身。道都大学卒業後、V・ファーレン長崎にサッカー選手として加入し、3シーズンプレー。最終年はプロ契約を結ぶ。2010年のシーズン終了後に戦力外通告を受ける。その後、米カリフォルニア大学サンディエゴ校に進学し、国際関係学修士を取得。2014年に三菱総合研究所へ入社。スポーツ及び教育分野の調査案件に従事。2016年よりFIFA傘下で、アジアの国・地域のサッカーを統括するアジアサッカー連盟(AFC)にて勤務。クアラルンプール(マレーシア)在住。趣味は筋トレ。
小野ヒデコ(著者):ノンフィクションライター。1984年東京生まれ横浜育ち。同志社大学文学部英文学科卒業。自動車メーカーで生産管理、アパレル会社で店舗マネジメントを経験後、ライターに転身。2016年から3年間、週刊誌AERA記者として活動。スポーツが好きで、自身がキャリアチェンジをした経験からアスリートのキャリア形成に興味を持ち、追っている。
内容
本当に納得のいくサッカー人生のために──
選手/指導者/親 一冊必携のキャリアガイド!
★Jリーグで2026年から施行予定の選手契約制度改定の情報も整理
・高卒プロ/大卒プロ 利点と欠点は?
・プロ選手の契約・収入事情は?
・引退後にはどんなキャリアが? 競技経験をどう活かす?……etc
現役プロも、そうでない人も──
全選手に必要なピッチ外の重要戦略「キャリア設計」の基本知識と考え方を、
元プロサッカー選手と、アスリートのキャリアを追い続けるライターが徹底解説!
女子サッカーの実情や、現役選手/元プロ/企業の採用担当者のインタビューも収録。
「キャリアを考えるチェックシート」付き。
目の前のサッカーに集中するためにこそ、未来について考えよう。
◆本文より
-----
選手としてプレーしていた時は、「サッカーのキャリアの後は崖の先」という価値観で生きていました。そして、「宵越しの銭は持たない」的な生き方をどこか粋だと感じていた部分もあったと思います。プロサッカー選手を辞めて痛感したのは、Life goes on(人生は続いていく)ということです。しかも本人の意思とは関係なく続いていきます。
(中略)
大切なのは、サッカー選手として上を目指すと同時に、サッカーの枠を超えて自身の興味が湧くものを見つけて、生産的・継続的に時間を費やすことです。サッカーの枠を超えた探求は、「サッカー選手として上を目指すこと」にもポジティブな影響をもたらします。
-----