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超空洞物語

古川 日出男  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2024年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 165p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065372494
商品コード 1039362890
NDC分類 913.6
書評掲載誌 東京・中日新聞 2024/12/22
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039362890

著者紹介

古川 日出男(著者):1966年、福島県生まれ。1998年、長篇小説『13』でデビュー。第4作となる『アラビアの夜の種族』(2001年)で日本推理作家協会賞と日本SF大賞をダブル受賞。『LOVE』(2005年)で三島由紀夫賞を受賞。『女たち三百人の裏切りの書』(2015年)で野間文芸新人賞と読売文学賞をダブル受賞。現代語全訳を手がけた『平家物語』(2016年)はTVアニメ化され、続く『平家物語 犬王の巻』(2017年:仏・繁体字中国語・簡体字中国語に翻訳)も劇場アニメとして映画化された。その他の著書に『サウンドトラック』(2003年:仏・伊語に翻訳)、『ベルカ、吠えないのか?』(2005年:英・仏・伊・韓・露語に翻訳)、『聖家族』(2008年)、『馬たちよ、それでも光は無垢で』(2011年:仏・英・アルバニア語に翻訳)、『南無ロックンロール二十一部経』(2013年)、『木木木木木木(おおきな森)』(2020年)、『の、すべて』(2023年)、『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』(2023年)、ノンフィクション『ゼロエフ』(2021年)、長篇詩『天音』(2022年)などがある。

内容

その〈空洞〉から、すべては始まった。
天下の奇書か、物語の起源か?日本最古の大長篇「うつほ物語」の謎を、光源氏が解きあかす。
「平家物語」を全訳した著者が、一千年の日本文学史を超絶マッシュアップ。歴史を現代につなぐ驚異の新作!

京の都の政治抗争を逃れ、みずから須磨の海辺へと流寓した光源氏。侘び住まいに携えたのは父帝ゆかりの七絃の琴と、
七絃の琴の一族を描く大長篇「うつほ物語」の第一巻だった。満月の宵、徒然なるままに「うつほ」の最終場面を墨絵に描いた光源氏は、その巨大な物語の迷宮を遡り、九枚の物語絵によって読み解いていく――。日本物語文学史の豊饒なる起源を、現代に再生させる冒険の書。

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