【MeL】近世日本の形成とキリシタン
清水 有子 著
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内容
目次
凡例 序章 キリシタン禁制史への着目 第一節 先行研究の整理 第二節 課題設定 第三節 本書の構成と内容 第一部 イベリア・インパクト論再考 第一章 イエズス会の軍事的性格をめぐって はじめに 第一節 ヴァリニャーノの武力征服反対論と適応主義 第二節 局外中立原則の提示 第三節 長崎要塞化の問題 第四節 日本準管区長コエリョの行動と征明計画の接点 第五節 フスタ船の問題 第六節 総意としての方針 おわりに 第二章 フェリペ二世の東アジア政策 はじめに 第一節 フィリピンからの初期情報と中国への関心 第二節 中国使節派遣計画 第三節 中国事業の提言と結論 おわりに 第二部 キリシタンとの初期交流 第一章 永禄八年正親町天皇の京都追放令 はじめに 第一節 最初期の京都宣教 第二節 武家権力者の允許 第三節 京都追放令の主体者 第四節 法華宗門による伴天連排斥運動 第五節 伴天連殺害から追放へ おわりに 第二章 織田信長の対南蛮交渉 はじめに 第一節 宣教師の記録概要 第二節 対南蛮交渉の影響 おわりに 第三部 伴天連追放令の発令と対外政策 第一章 宣教統制令から禁教令へ はじめに 第一節 一日違いの法令 第二節 ふたつの解釈 第三節 禁教令の発令 第四節 禁教令発令の理由 第五節 伴天連追放令以降 おわりに 第二章 伴天連追放令の「神国」宣言 はじめに 第一節 六月十八日令の基本的性格 第二節 六月十九日令への転換 第三節 豊臣秀吉政権の宗教政策 おわりに 第三章 黄金色国書の料紙・封式試論 はじめに 第一節 インド副王宛て国書 第二節 フィリピン総督宛て国書 第三節 高山国宛て国書 おわりに 第四部 統一国家の形成 第一章 徳川家康のメキシコ貿易交渉と「鎖国」 はじめに 第一節 ルソンとの初期交渉 第二節 メキシコ貿易交渉の展開と転回 第三節 交渉の破綻 おわりに 第二章 唐船長崎集中令の発令 はじめに 第一節 幕府の貿易統制の意向と失敗 第二節 集中令成立の経緯 第三節 宣教師の密入国手段 おわりに 補論 朝尾直弘『鎖国』の現在 はじめに 第一節 「近世東アジア世界」のヨーロッパ勢力 第二節 「鎖国」の形成過程 おわりに 終章 近世日本の形成と南蛮・キリシタン はじめに 第一節 戦国京都の社会状況とキリスト教 第二節 織田信長政権と宣教師 第三節 豊臣秀吉政権の南蛮認識と外交 第四節 徳川家康政権のスペイン交渉と「鎖国」 おわりに 初出一覧 あとがき 索引
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