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新刊 書評掲載

光のそこで白くねむる

待川 匙  著

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価格 \1,650(税込)         

発行年月 2024年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 109p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784309039381
商品コード 1039379956
NDC分類 913.6
書評掲載誌 産経新聞 2024/12/15、日本経済新聞 2025/01/04
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039379956

著者紹介

待川 匙(著者):1993年生まれ。徳島県生まれ、滋賀育ち。会社員。2024年、「光のそこで白くねむる」で第61回文藝賞を受賞。

内容

【第61回文藝賞受賞作】
パラノイアックな人物の視点を描ききる勇気と高度な文章技術。新人離れした作品である。 ――小川哲
誰が存在したかも、語り手の性別すらも明示されないあいまいさ。たしかなことが何ひとつないからこそ、この小説は強いのだ。――角田光代
尋常の景色、おそらくは平穏で退屈な田舎の景色をそのまま描いて異常の景色となす不思議の筆力。美事だった。――町田康
特別な文体と出会う喜びを覚え、言葉自体に強烈に惹きつけられた。この作品が宿しているものの大きさに、ただただ圧倒された。――村田沙耶香
十年ぶりに、坂と崖に囲まれた故郷の田舎町をおとずれた「わたし」。
墓地へと続く道を進むと、死んだはずの幼馴染「キイちゃん」の声が語りかけてくる。
行方不明の母、蒙昧な神のごとき父、汚言機械と化した祖母……
不確かな記憶が流れ込み、平凡な田舎に呪われた異界が立ち上がる。
圧倒的異才が放つ、衝撃のデビュー作!

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