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戦後日本の武器移転史~1945〜2024~

纐纈 厚  著

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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2024年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 240p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/理工学/機械工学/船舶工学
ISBN 9784846124137
商品コード 1039414675
NDC分類 559.09
基本件名 軍需工業-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年12月3週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2024/12/22
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039414675

著者紹介

纐纈 厚(著者):1951年岐阜県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。 博士(政治学、明治大学)。現在、明治大学国際武器移転史研究所客員研究員。前明治大学特任教授、元山口大学理事・副学長。専門は、日本近現代政治軍事史・ 安全保障論。日本はなぜ巨大な武器移転国家に変貌したのか?著書に『日本降伏』(日本評論社)、『侵略戦争』(筑摩書房・新書)、『日本海軍の終戦工作』(中央公論社・新書)、『田中義一 総力戦国家の先導者』(芙蓉書房)、『日本政治思想史研究の諸相』(明治大学出版会)、『戦争と敗北』(新日本出版社)、『崩れゆく文民統制』『重い扉の向こうに』『リベラリズムはどこへ行ったか』『ウクライナ停戦と私たち』『日本の武器生産と武器輸出—1874〜1962』(緑風出版)など多数。

内容

 戦争や紛争がトレンドとなってしまったかのような現代の世界。年間100兆円に達する武器が世界中で売買されている。それが戦争や紛争を引き起こし、拡散させる一大要因ともなっている。
 本書は、日本敗戦直後に解体されたはずの軍需産業が復活を遂げ、やがて武器生産大国化していく過程を追う。同時に武器の輸出と輸入の現状を「武器移転」の用語で一括して検証し、批判の俎上に挙げる。
日本は平和憲法の下、戦争放棄と戦力不保持を掲げ、非武装国家として出発したはず。だが、平和憲法を基軸とする平和実現は遠のき、重武装国家日本に変貌を遂げてしまう。「武器移転」の現状を明らかにしつつ、いま一度平和国家とは何か、を問い直す。

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