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ある地方高校生の日記~一九五〇〜一九五三~
秋浜悟史
著
発行年月 |
2024年11月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
319p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784910067247 |
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商品コード |
1039420669 |
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NDC分類 |
915.6 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年12月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2025/03/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039420669 |
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著者紹介
秋浜悟史(著者):1934年(昭和9)3月20日、岩手県岩手郡渋民村(現・盛岡市渋民)に生まれる。47年、中高一貫の私立岩手中学校・高等学校に入学。54年、早稲田大学第一文学部演劇専修に入学。早大劇団・自由舞台に入団し、劇作や演出を担当。56年、『英雄たち』を「新劇」(白水社)に発表。58年、岩波映画製作所に入社し、羽仁進や東陽一、後に清水邦夫、田原総一朗などと共に活動。66年、退社し、以前より作・演出として関わっていたNHK俳優養成所出身者による劇団三十人会の活動に専念、のちに劇団代表となる。67年、『ほらんばか』の劇作ならびに演出により、第1回紀伊國屋演劇賞を受賞。故郷岩手の言葉から生み出される詩と音楽と狂気とを織り混ぜ、時代を凝視する作品を次々と発表。69年、『幼児たちの後の祭り』に至るまでの諸作品の成果により、第14回岸田國士戯曲賞を受賞。73年の劇団三十人会解散以降、活動の比重を徐々に東京から関西に移す。
1979年、大阪芸術大学舞台芸術学科講師に着任(87年教授、96年学科長、97年大阪芸術大学大学院芸術制作研究科の指導教官)。同年、滋賀県の知的障害者施設「あざみ・もみじ寮」第…
内容
石川啄木を継ぐ才と謳われた岩手県渋民村出身の秋浜悟史(1934–2005)──劇作家・演出家、そして演劇教育者として多大な功績を残し、演劇界の巨星としてその名を知られている。本書は、その所在が長らく未見となっていた、岩手高校時代に秋浜が綴った貴重な日記である。戦争の影を引きずる中、詩作に耽り、映画に没頭し、演劇に音楽に、そして、酒と恋に身を焦がした瑞々しい青春譜が、70年の時を経てここに蘇る。