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魔窟~知られざる「日大帝国」興亡の歴史~

森 功  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2024年12月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 356p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/教育学/就学前教育・学校教育・生涯教育・家庭教育
ISBN 9784492224250
商品コード 1039451689
NDC分類 377.28
基本件名 日本大学
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年01月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2025/02/08、東京・中日新聞 2025/04/06
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039451689

著者紹介

森 功(著者):森 功(モリ イサオ)
ノンフィクション作家
1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、『週刊新潮』編集部などを経て、2003年に独立。2008年、2009年に2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。2018年には『悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』(文藝春秋)で「大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞」受賞。『同和と銀行 三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録』『ならずもの 井上雅博伝――ヤフーを作った男』『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』『国商 最後のフィクサー葛西敬之』(以上、講談社)、『総理の影 菅義偉の正体』(小学館)、『鬼才 伝説の編集人 齋藤十一』(幻冬舎)など著書多数。

内容

◎田中英壽体制の地下水脈
◎中興の祖「古田重二良」の呪縛
◎アメフト部薬物事件
◎入学志願数2万2000減
◎重量挙部・陸上部・スケート部「被害額1億1500万円超」の金銭不祥事
◎「1000億円建替えプロジェクト」医学部附属「板橋病院」の税務調査 など…

迷走する「林真理子体制」。
裏切られた改革。
大宅賞作家が「日本一のマンモス私大」の「権力と闇」に光を当て、現在進行形の「タブー」に迫る。

2021年、田中英壽理事長(当時)が率いる日本大学を舞台に起こった一連の事件には、日本の私立大学が長らく抱えてきた共通の病が潜んでいた。日本一のマンモス私大「日本大学」の歴代トップが歩んできた日大の歴史を紐解きながら、転換期にある日本の私大問題を掘る。

120万の卒業生を日本社会に送り出した日本最大の私学である日大は、私学の歴史そのものを投影しているといっていい。光の裏に潜む知られざる暗黒史もまた、日大の歴史といえる。――「はじめに」より

文理学部畑の加藤直人から理事長の座を引き継いだ芸術学部出身の林真理子体制になった日大は、田中の側近幹部職員や理事を主要ポストから外し、田中支配から解放された。それは間違いない。反面、こと大学の組織運営という点では、迷走していく。それは、ある意味でカリスマ理事長の田中による統治といガバナンスが機能しなくなったからかもしれない。実のところ、そこを危惧している日大の職員も少なくない。――第9章より

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