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SNS時代の戦略兵器陰謀論~民主主義をむしばむ認知戦の脅威~
長迫智子,
小谷 賢,
大澤 淳
著
発行年月 |
2025年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
245p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/メディア・情報・コミュニケーション |
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ISBN |
9784863102910 |
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商品コード |
1039548708 |
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NDC分類 |
361.45 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年02月4週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2025/03/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039548708 |
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著者紹介
長迫智子(著者):情報処理推進機構(IPA)サイバー情勢研究室研究員。東京大学文学部卒、同人文社会研究科修士課程修了。情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科修士課程、博士課程修了。博士(情報学)(2023年)。笹川平和財団研究員を経て現職。情報セキュリティ大学院大学客員研究員を兼務。専門はサイバーセキュリティ(サイバー安全保障、政策研究)。近著に「認知戦情勢に鑑みる対日本の攻撃アプローチの検討」『戦略研究第34号』(芙蓉書房出版)、「情報操作型サイバー攻撃の脅威(1)(2)(3)」『CISTEC journal』(一般財団法人安全保障貿易情報センター)など。
小谷 賢(著者):日本大学危機管理学部教授。専門はインテリジェンス研究、イギリス政治外交史。1973年京都生まれ。立命館大学国際関係学部卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。防衛省防衛研究所戦史部教官、イギリス王立防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛省防衛研究所主任研究官を経て現職。著書に『日本インテリジェンス史―旧日本軍から公安、内調、NSCまで』(中公新書)、『モサド―暗躍と抗争の六十年史』(新潮社)、『日本軍のインテリジェンス―なぜ情報が活かされないのか』(講談社選書メチエ)など。
大澤 淳(著者):中曽根康弘世界平和研究所主任研究員。慶應義塾大学法学部卒、同大学院修士課程修了。外務省外交政策調査員、米ブルッキングス研究所客員研究員、内閣官房国家安全保障局参事官補佐、同局シニアフェローなどを経て現職。鹿島平和研究所理事、笹川平和財団上席フェローを兼務。専門は国際政治学(戦略評価、サイバー安全保障)。著書に『新領域安全保障―サイバー・宇宙・無人兵器をめぐる法的課題』(共著、ウェッジ)、『ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか―デジタル時代の総力戦』(共著、文春新書)。
内容
◎米大統領選でトランプが語った陰謀論を徹底解説!
陰謀論という兵器がネット空間を飛び交う乱世への処方箋
戦争、新型コロナ、そしてアメリカ大統領選挙……今日もネット空間では、様々なテーマの荒唐無稽な陰謀論が飛び交っている。そして2021年のアメリカ議事堂襲撃事件に代表されるように、今や陰謀論は「一部の物好きな人々による趣味」という枠を越え、日本を含む民主主義国家の政治、社会、そして安全保障にまで、大きな影響を及ぼすようになった。
そして中国などの権威主義国家は、陰謀論を「兵器」として活用し、民主主義国家のSNSなどネット空間に送り込み、社会の分断を加速させるための「認知戦」を展開するようになった。
この混迷の時代に、私たちはどう陰謀論に向き合うべきなのか。偽情報や情報戦の専門家3名が、陰謀論に安全保障の視点から切り込み、その全体像に迫る!