内容
学問としての政治学と、現実の選挙活動との乖離、そして接続――。「保守・旧革新・改革」の三極構造に迫り、衆議院選挙を捨て身で闘った政治学者だけに見えた「政治家だけが知りえること」とは。「一生懸命に活動すれば必ず支援者が現れる」というが、私の経験はまさにそれを地でいくものだった。候補者本人が必死に、捨て身で活動に取り組めば、その意気に応えて必然的に支援者が集まってくる。しかし、具体的に誰がその支援者になってくれるかは、やってみなければわからない。支援者との出会い、それは必然的な偶然というべきものであった。(本