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鬼谷子全訳注~中国最古の「策謀」指南書~
高橋 健太郎
著
発行年月 |
2024年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
311p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/その他の国の哲学 |
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ISBN |
9784794227546 |
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商品コード |
1039578788 |
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NDC分類 |
124.7 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年01月1週 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2025/02/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039578788 |
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著者紹介
高橋 健太郎(著者):高橋 健太郎(たかはし・けんたろう)
作家。横浜市生まれ。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。国文学専攻。専門は漢文学。古典や名著を題材にとり、独自の視点で研究・執筆活動を続ける。近年の関心は、謀略術、処世術、弁論術や古典に含まれる自己啓発性について。著書に『鬼谷子――中国史上最強の策謀術』『真説 老子――世界最古の処世・謀略の書』(草思社文庫)、『どんな人も思い通りに動かせる アリストテレス 無敵の「弁論術」』(朝日新聞出版)、『言葉を「武器」にする技術――ローマの賢者キケローが教える説得術』(文響社)、『哲学ch』(柏書房)など多数。
内容
現存する唯一の「縦横家(しょうおうか)」の古典、その全貌を初の全文全訳注で読み解く一冊!
数多ある中国古典の中でも、異端の書として名高い『鬼谷子(きこくし)』。
今から二千数百年前、縦横家の祖とされる鬼谷先生によって書かれたとされる、
この知られざる古典は、中国戦国時代に諸国の王たちを動かした「策謀術」を説く、
弁舌と頭脳で乱世を渡り歩いた縦横家(遊説家)の英知が結実したリアリズムの書である。
『鬼谷子』は大きく分けて次の二つの要素から成り立っている。
一、 権力者を言葉で動かすための説得術
二、 身の安全をはかりながら物事を成し遂げるための謀略術
その中身は極めて具体的であり、現実の根本をとらえる形而上学的な基礎を持ちつつ、
それが実践的な「術」にまで昇華されている。
ウソのないリアルな内容は二千数百年経った今に至って全く古びていない。