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サイバー覇権戦争~ソフトとハード、二つの戦線~
ジェイコブ・ヘルバーグ
著
川村 幸城
翻訳
発行年月 |
2025年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
427p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/情報学/情報学一般・その他 |
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ISBN |
9784867930625 |
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商品コード |
1039597969 |
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NDC分類 |
007.3 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年04月1週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2025/03/23、日本経済新聞 2025/05/24、読売新聞 2025/06/29 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039597969 |
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著者紹介
ジェイコブ・ヘルバーグ(著者):Jacob Helberg
パランティア・テクノロジーズ社CEO上級政策顧問。米中経済安全保障調査委員会 (USCC)の委員や新アメリカ安全保障センター(CNAS)のテクロノジー・国家安全保障プログラムのシニアフェローも務める。2016年から2020年までグーグル社にて対偽情報・外国政府介入のための製品ポリシー策定に従事。ジョージ・ワシントン大学で国際問題の学位を取得後、ニューヨーク大学でサイバーセキュリティの修士号を取得。2024年12月、翌年発足の第二次トランプ政権の国務次官(経済成長、エネルギー、環境問題担当)に指名された。
川村 幸城(翻訳):かわむら・こうき
防衛省防衛研究所(政策研究部・グローバル安全保障研究室)主任研究官(1等陸佐)。防衛大学校総合安全保障研究科後期課程を修了し、博士号(安全保障学)を取得。主な訳書にデイヴィス『陰の戦争――アメリカ・ロシア・中国のサイバー戦略』、サレンダー『検証 空母戦――日米英海軍の空母運用構想の発展と戦闘記録』(以上、中央公論新社)、デルモンテ『AI、兵器、戦争の未来』(東洋経済新報社)、ジョンソン『ヒトは軍用AIを使いこなせるか――新たな米中覇権戦争』(並木書房)、ジャスパー『ロシア・サイバー侵略――その傾向と対策』(作品社)がある。
内容
第二次トランプ政権、ジェイコブ・ヘルバーグ国務次官(指名)が描き出す、新たな覇権の見取り図。
●いま求められるシリコンバレーとワシントンの協働
●日本人も知るべき、サイバー世界の2つの戦いとは?
新政権のアメリカ外交の今後を占う上で、必読の一冊!
サイバーセキュリティの専門家として2020年までグーグル社で対偽情報・外国介入のポリシー策定を主導し、2025年発足のトランプ政権の国務次官に指名された著者が呼びかける、新たな「テクノロジー冷戦」への警告。自由と民主主義を防衛すべく、ソフトとハード両面で戦われる、サイバー、経済安保の超・最前線!
★「私がこの本を書いたのは、シリコンバレーから見て、中国が世界の覇権を握るための前例なきテクノロジー闘争に挑んでいることが明白となったからです。」――著者公式「X」ポストより
新たな戦争=「グレー戦争」の主戦場であるサイバー空間での戦いを、「フロントエンド」=ソフトウェア(ニュース・SNS・アプリなど)と、「バックエンド」=ハードウェア(コンピュータ・タブレット・スマホ・光ファイバー・衛星など)の二つの戦線に整理。最新技術を用いて、世界の勢力圏の再編成を試みるテクノロジー権威主義国の攻撃の実態を明らかにし、加熱するグレー戦争に民主主義国はいかに対処するべきか、第二次トランプ政権、国務次官(経済成長、エネルギー、環境問題担当)指名の著者が処方箋を提示する。
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【目次】
プロローグ
序章 帝国の中心で――セーヌ川の小さな谷
第1章 グレー戦争の起源
第2章 ソフトウェア戦争 端末画面のフロントエンドをめぐる戦い
第3章 ハードウェア戦争 デバイスのバックエンドをめぐる戦い
第4章 国家主権の未来は技術に宿る、軍隊ではない
第5章 丘と谷
第6章 グレー戦争に勝利する
第7章 スプートニク・モメント
エピローグ/謝辞/原注/訳者あとがき