Rp.+~やさしく・くわしく・強くなる~<Vol.24,No.4(2025年秋号)> 見逃すと激ヤバ?キケンの芽を察知し回避せよ!徹底審議ハイリスク処方
志賀 剛
編
発行年月 |
2025年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
152p |
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大きさ |
26cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/薬学/医薬品情報・行政 |
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ISBN |
9784525922542 |
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商品コード |
1039718862 |
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NDC分類 |
499.05 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039718862 |
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内容
よかれと思って行ったことが,結果として好ましくない結末を引き寄せてしまう,…そういった場面は多々あります.――そう,医療現場でも.
取り組みの成功,スキルの向上,科学技術の進歩…,その過程には「失敗」がつきものです.とはいえ,なかには「次の機会に頑張りましょう」では済まない失敗や,十分に注意を払えば避けられた失敗もあります.とくに医療現場では,患者さんの生命や健康に重篤あるいは不可逆なダメージを与えてしまう状況を「気づかなかった」「仕方ない」で済ませるわけにはいきません.
ふだん目にしている処方は,安全が考慮され,その患者の状態に適した薬物治療を行うに必要かつ十分なものであると自信をもって評価できますか? また,併存疾患・併用薬(サプリメント類も含め)や生活の状況など,医師や他の医療従事者が得ていない情報を聞き出せていますか? 健康になるための薬物治療がもたらすキケンな場面を見逃さないために,今日からできることは何でしょうか.本書で,明日にも直面しかねない“激ヤバ”な状況を察知し,見分ける力を養いましょう!
〈主な内容〉
■激ヤバ事例編:黙って素通りしてはいけないハイリスク処方箋
●循環器領域編
不整脈治療が開始されたとき/抗不整脈薬の怖さ/不整脈治療薬が追加されたとき/心不全にNSAIDs/抗ヒスタミン薬は侮れない/ニューキノロン系抗菌薬×心疾患患者/三叉神経痛治療薬が開始されたとき/Ca拮抗薬にこの併用は? ほか
●腎機能低下編
医原性AKI/CKD×NSAIDs/薬剤性元気喪失/肺炎治療の入院時/健康食品の併用/アザチオプリンとアロプリノールの併用/血液透析患者の心停止・結腸切除/ループ利尿薬/亜鉛/CKD×帯状疱疹治療/CKD×酸化マグネシウム製剤/アルミニウム負荷
●初診外来・救急編
動物咬傷/鼻炎薬の中断がショックにつながる!?/オーバードーズ/湿布薬で呼吸困難?/ステロイド軟膏で治らない皮疹/下痢止めが心臓を止める/薬物アレルギー歴/転倒リスクが重なった日常処方の末路/新型コロナウイルス治療薬の相互作用/効かない薬を渡し続けていませんか?
■処方カスケード編:治療方針を見直したいリスク未評価な処方箋
2-1.その薬,本当に必要な薬ですか?
総論:処方カスケードが発生しやすい状況とは? 日常業務でできる対処法は?
各論:現場でみられる処方カスケード ~本来ならば不要な薬剤が追加されるまで~
2-2.なんでも薬を疑う前に… 薬剤師に求められる臨床力のはなし
□連載
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