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読めば分かるは当たり前?~読解力の認知心理学~(ちくまプリマー新書 480)
犬塚 美輪
著
発行年月 |
2025年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
250p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/心理言語学・認知言語学 |
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ISBN |
9784480685131 |
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商品コード |
1039734054 |
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NDC分類 |
801.04 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年02月2週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2025/05/03 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039734054 |
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著者紹介
犬塚 美輪(著者):犬塚 美輪(いぬづか・みわ):東京都出身。東京大学教育学部・東京大学大学院教育学研究科で教育心理学を学び、日本学術振興会特別研究員(PD)、東京大学先端研研究員、大正大学を経て東京学芸大学教育学部准教授。研究テーマは、読み書きの心理プロセスと指導法開発。現在は、紙に印刷された文章を正しく理解することを超えて、インターネットなど様々な媒体の真偽が不確かな情報をどのように「読む」か、に興味をもって研究を進めている。著書に『論理的読み書きの理論と実践』(北大路書房)、『生きる力を身につけるーー14歳からの読解力教室』(笠間書院)、『認知心理学の視点――頭の働きの科学』(サイエンス社)など。
内容
私達が文章を読むとき、内容を理解するだけでなく、感動したり、「それは違う」と思ったりします。こういう心の働きは、どのように起きているのでしょうか。
認知心理学の観点から、読解の複雑なプロセスを解明し、どうすればよりよく読むことができるのかを考えます。
読解力は一朝一夕で身につくものではなく、絶えず鍛えていかなくてはならないものです。まずは、自分の読解力の現状や、自分が望んでいるような「読解力がある状態」にどうやったらたどり着けるのか、その道筋を考えます。そして、自分の読解のクセやつまずきを知って、読解力を高めるためにもっともよい練習方法は何か選べるようになる事が重要です。この本を通して、皆さん自身で練習方法を見つけたり、練習方法を編み出すことができるようになってほしいと思います。