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行動経済学で「未知のワクチン」に向き合う
佐々木 周作,
大竹 文雄,
齋藤 智也
著
発行年月 |
2025年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
340p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/社会医学/医療統計・疫学 |
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ISBN |
9784535540743 |
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商品コード |
1039743222 |
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NDC分類 |
498.6 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年02月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2025/03/08、読売新聞 2025/04/20 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039743222 |
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著者紹介
佐々木 周作(著者):佐々木 周作(ささき しゅうさく)大阪大学感染症総合教育研究拠点特任准教授
大竹 文雄(著者):大竹 文雄(おおたけ ふみお)大阪大学感染症総合教育研究拠点特任教授
齋藤 智也(著者):齋藤 智也(さいとう ともや)国立感染症研究所感染症危機管理研究センター長
内容
2020年初頭に突如世界を襲った新型コロナ・パンデミックから抜け出すため、新たに開発されたワクチン。
日本では、2021年4月頃から本格的に接種が始まった。
人々は、この「未知のウイルス」に対抗するために「未知の技術」で開発された「未知のワクチン」を、どのように受け止め、接種するか否かを決め、実際に行動したのだろうか?
長きにわたるパンデミックの中で、新型コロナウイルスは変異を繰り返し、ワクチンの効能に関する情報もたびたび変化した。この極めて不確実な状況下で、研究者として、あるいは政策現場に参加する有識者として、著者たちは、「行動経済学」を武器に未知のウイルス・未知のワクチンと対峙し、接種を進めるためのナッジ・メッセージを開発し、接種が進む中での政策のあり方を提案し、接種者・非接種者の分断など社会への影響を考え続けてきた。
そんな著者たちが、当時の想い、経験、そして調査・研究における苦労と創意工夫を振り返りながら、将来起こりうる新たなパンデミックへの対策として何が必要か、私たちは何をすべきかを問い直す。
行動経済学、感染症学などの知見をわかりやすく解説しつつ、新型コロナ危機の教訓を活かし、ネクスト・パンデミックに備えて今から動き出すための指針を、臨場感あふれる筆致で描く。