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生物界は騒がしい~音と共に進化した、生き物とヒトの秘められた営み~
D.G.ハスケル
著
屋代通子
翻訳
発行年月 |
2025年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
431p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/生物学/生物学一般 |
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ISBN |
9784806716808 |
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商品コード |
1039748262 |
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NDC分類 |
460.4 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年05月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2025/05/10、毎日新聞 2025/05/10 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039748262 |
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著者紹介
D.G.ハスケル(著者):デヴィッド・ジョージ・ハスケル(David G. Haskell)
自然界の科学的、文学的、詩的研究を統合した作品を発表している生物学者。
South 大学の生物学および環境学の教授であり、グッゲンハイム・フェロー。
地球上の音の物語を探求した本書はピュリッツァー賞一般ノンフィクション部門の最終候補、
国際ペンクラブ・センターの選出するE.O. ウィルソン科学文学賞の最終選考に残り、
アメリカ音響学会の科学コミュニケーション賞を受賞。
ニューヨーク・タイムズ紙は本書を「Editors' Choice」に選んだ。
2017年の著書『木々は歌う』は、ジョン・バロウズ賞を受賞。
2012年の著書『ミクロの森』は全米科学アカデミーの最優秀図書賞、全米アウトドア図書賞を受賞。
屋代通子(翻訳):屋代通子(やしろ・みちこ)
兵庫県西宮市生まれ。札幌在住。出版社勤務を経て翻訳業。
主な訳書に『外来種のウソ・ホントを科学する』『木々は歌う』『樹木の恵みと人間の歴史』(以上、築地書館)、
『ナチュラル・ナビゲーション』『ハヤブサを盗んだ男』(以上、紀伊國屋書店)、
『マリア・シビラ・メーリアン』『ピダハン』『数の発明』(以上、みすず書房)など。
内容
2023年ピュリッツァー賞一般ノンフィクション部門 ファイナリスト作品
2023年PEN/EOウィルソン文学科学執筆賞 ファイナリスト作品
2023年アメリカ音響学会科学コミュニケーション賞 受賞作品
きらめく散文によって世界の音の聴き方が変わる本。
歴史、生態学、生理学、哲学、生物学をシームレスに融合させながら、
鳥や昆虫、風や海、人の声や楽器が作り出す美しい音を紹介。
同時に、人間を孤立させ、生態系を断片化し、
進化の創造性を弱める「自然破壊による生態系の沈黙」について、説得力ある警告を発する。
音は目に見えず、はかないものであり、失うには貴重すぎるのだ。