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大軍都東京~忘れられた日本の戦争遺跡を訪ねる~

黒田 涼  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2025年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 262p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784305710345
商品コード 1039769280
NDC分類 213.6
基本件名 東京都-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年02月4週
書評掲載誌 読売新聞 2025/03/23
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039769280

著者紹介

黒田 涼(著者):黒田 涼(くろだ りょう)
作家・江戸歩き案内人。各地の歴史の痕跡を、歩いて、探して見出すことにこだわっている。江戸・東京23区内に詳しいが、近年は全国の城下町紹介など地方にも力を入れている。執筆のみならず散策講師も年数十日務める。「おはよう日本」「タモリ倶楽部」「美の壺」などテレビ出演も多数。
主な著書に「新発見! 江戸城を歩く」「江戸の大名屋敷を歩く」「江戸の神社・お寺を歩く」(以上祥伝社新書)、「段差ゼロの東京歴史さんぽ」(オレンジページ)「日本百城下町」(笠間書院)。

内容

団地は軍需工場、公園は飛行場、緑道は軍用線、オブジェは高射砲台座!?
あの公園・学校・病院・住宅地・道路も軍事施設だった
戦後80年。今なお残る戦時下東京の痕跡を見て、学ぶ

戦後80年が経とうとしている現在、日本が戦争を繰り広げ、何百万もの国民が死に、敵国の人々を殺してきた日々を記憶する人は少なくなりました。
戦前の東京は、軍の施設が密集する軍都の中の軍都、「大軍都」でした。戦後、軍用地のほとんどは転用され、今や軍がいたことすら知らない人も増えています。しかし、丁寧に目を凝らすと、戦争にまつわる建造物や事件の痕跡(戦争遺跡)が、今も当時の記憶を残し続けています。
本書は、作家で街歩き案内人も務める著者が23区と多摩地区に今なお残る戦時下東京の痕跡を解説。実際に現地を訪ねていただけるよう、歩行ルートなども紹介しています。
中学・高校の調べ学習として、戦争と平和の問題を考えるきっかけにもなる一冊です。
※本書は2014年に発刊した『大軍都・東京を歩く』(朝日新書)をベースに、10年間の変化のほか、前著では紹介できなかった施設なども取り込み、また新たに多摩地区も対象に広げ、書き下ろしたものです。

【目 次】
まえがき
第一章
軍に囲まれていた皇居と海軍発祥の地
皇居周辺と築地地区
第二章
軍の街だった赤坂・六本木・青山
港区など
第三章
陸軍の学校が集まり、いまだに謎も残る地
新宿区
第四章
練兵場だった代々木公園/海軍施設だらけ芝公園
渋谷区・目黒区など
第五章
軍事工業地帯だった赤羽、十条、王子
板橋区・北区
第六章
大演習場が広がっていた住宅街
世田谷区など
第七章
大兵器工場だったドームシティ
文京区
第八章
スパイ学校、特攻基地、防空陣地もあった
練馬区・中野区・荒川区・葛飾区など
第九章
多摩地区は軍の航空拠点
多摩地区
あとがき

目次

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