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書評掲載

はからずも人生論~往復書簡集~(小学館文庫 さ38-3)

佐藤 愛子, 小島 慶子  著

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価格 \660(税込)         

発行年月 2025年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 205p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784094074192
商品コード 1039771677
NDC分類 915.6
書評掲載誌 読売新聞 2025/02/23
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039771677

内容

『九十歳。何がめでたい』を超える興奮の書

◎佐藤愛子さん曰く「人生論を書くつもりはなかったけれど、図らずも人生論になってしまいました」
◎小島慶子さん曰く「佐藤さんが下さった最後のお手紙の一節に、私は不覚にも涙が出ました」
1923年生まれの佐藤さんと1972年生まれの小島さんが交わした空前絶後の往復書簡集。テーマは夫婦のこと、生きること、今の時代、書くこと、話すこと、戦うことなど、実に様々。「理屈の隘路にハマって呻吟している」小島さんの悩みに、時に厳しく時に優しく返事をする佐藤さん。往復書簡だからこその至言、金言が続出する大興奮間違いなしの一冊です。

<夫婦喧嘩の大義は要するに「ウップン晴らし」ですからね。「颱風一過。後は雲ひとつない、ルンルン青い空」が望ましい>(佐藤さん)
<佐藤さんは私の愛が深いとおっしゃいます。そうかもしれませんが、だとしたら愛なんてロクなもんじゃないと思います>(小島さん)

読後感はルンルン青空。元気がわき出ること請け合いです。

本書は、『あなたは酢ダコが好きか嫌いか』を文庫化にあたって改題し、デザインなども一新。単行本から5年、小島さんの「文庫化にあたっての後日談」を新たに収録しています。


【編集担当からのおすすめ情報】
◎担当編集者曰く「二人のやり取りは羨ましいほど親密で、震え上がるほど激烈。心を撃ち抜かれます」
本書で交わした二人の手紙はとても個人的で、率直で、親密なものです。最初、そうした二人だけの私信を覗き見るような感覚がしたほどです。悩みを赤裸々に打ち明ける(こんなことまで、と驚愕)小島さんと、それを笑い飛ばしながらもどこまでも真剣に答える(こんな回答を、と頓悟)佐藤さん。本書を読むうち、きっと悩みはどこかへ消え去り、勇気と元気をもらえること請け合いです。

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