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戦後とは何か

三島由紀夫  著

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価格 \1,650(税込)         

発行年月 2025年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 190p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784120058714
商品コード 1039773916
NDC分類 914.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年02月2週
書評掲載誌 産経新聞 2025/01/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039773916

著者紹介

三島由紀夫(著者):三島由紀夫
1925年、東京生まれ。本名・平岡公威。東京大学法学部卒業。在学中に『花ざかりの森』を刊行。47年大蔵省に入り翌年退官。49年刊行の『仮面の告白』で名声を確立。以降、『潮騒』で新潮社文学賞、『白蟻の巣』で岸田演劇賞、『金閣寺』で読売文学賞、『絹と明察』で毎日芸術賞、『サド侯爵夫人』で芸術祭賞などを受賞。68年「楯の会」を結成し、70年『豊饒の海』を脱稿後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。

内容

その時代に住む人間は一様に、
自分の生きている時代を「悪時代」と呼ぶ権利をもっている――

昭和20年8月の敗戦後から昭和30年までに発表された
三島由紀夫20代の社会評論、自伝的エッセイを中心に、
「果たし得ていない約束」など戦後観を示すエッセイ、
短篇小説「鍵のかかる部屋」を収録。
兇暴で抒情的な「悪時代」を映す二十代作品集。
解説=梶尾文武 《生誕100年記念出版》

■目次
【八月十五日に寄す】
天の接近[昭和25年]/終末感からの出発[昭和30年]/八月十五日前後[昭和30年]/八月二十一日のアリバイ[昭和36年]/私の戦争と戦後体験[昭和40年]/果たし得ていない約束[昭和45年]
【「悪時代」としての戦後】
重症者の兇器/精神の不純/美しき時代/反時代的な芸術家/死の分量/道徳と孤独/モラルの感覚      
【二十代の自画像】
招かれざる客/反抗と冒険/堂々めぐりの放浪/学生の分際で小説を書いたの記/空白の役割/「仮面の告白」ノート/「禁色」は廿代の総決算/「鏡子の家」について
【鍵のかかる部屋】(短篇小説)

解説 青春の空白について 梶尾文武

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