著者紹介
森崎和江(著者):森崎和江
一九二七年朝鮮大邱生まれ。詩人、作家。十七歳で単身九州へ渡り、四七年、福岡県立女専を卒業。五〇年、詩誌『母音』同人となる。五八年、筑豊の炭坑町に転居し、谷川雁、上野英信らとサークル交流誌『サークル村』を創刊、五九年、女性交流誌『無名通信』を刊行。詩集に『ささ笛ひとつ』『地球の祈り』など。その他の著作に『まっくら』『第三の性』『奈落の神々――炭坑労働精神史』『からゆきさん』『慶州は母の呼び声』『いのち、響きあう』『愛することは待つことよ』『草の上の舞踏』『語りべの海』などがある。二〇二二年没。