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責任と物語
戸谷 洋志
著
発行年月 |
2025年01月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
8p,207p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/倫理・道徳 |
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ISBN |
9784393334102 |
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商品コード |
1039799506 |
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NDC分類 |
151.2 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年02月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039799506 |
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著者紹介
戸谷 洋志(著者):1988年東京都生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。専門は哲学、倫理学。法政大学文学部哲学科を卒業し、2019年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。ハンス・ヨナスの研究で学位取得。
2015年「人類の存続への責任と「神の似姿」」で第11回涙骨賞奨励賞、同年「原子力をめぐる哲学」で第31回暁烏敏賞、2022年『原子力の哲学』で第41回エネルギーフォーラム賞を受賞。
著書に『ハンス・ヨナスを読む』(堀之内出版)、『原子力の哲学』(集英社新書)、『ハンス・ヨナス未来への責任――やがて来たる子どもたちのための倫理学』(慶應義塾大学出版会)、『哲学のはじまり』(NHK出版)、『恋愛の哲学』(晶文社)、『生きることは頼ること――「自己責任」から「弱い責任」へ』(講談社現代新書)など著書多数。
内容
私たちはみな、それぞれの人生という物語を生きている。そのなかで他者と関わり自己を解釈することで、アイデンティティは紡がれ、人格は陶冶されていく。
責任を引き受けるとは、その人格を通して過去を省察し、その姿勢を未来へと向けることである。物語的責任は他者との関係性における許しと約束によって深められ、自己責任論を超えた、互いに支え合う「弱い責任」へと繫がっていく。