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課税と脱税の経済史~古今の(悪)知恵で学ぶ租税理論~

マイケル・キーン, ジョエル・スレムロッド  著

中島由華  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \4,950(税込)         

発行年月 2025年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 24p,498p,118p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/社会科学/経済学/財政・公共経済
ISBN 9784622097556
商品コード 1039803334
NDC分類 345.2
基本件名 租税-歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2025年02月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039803334

著者紹介

マイケル・キーン(著者):(Michael Keen)
東京大学の東京カレッジ潮田フェロー。元国際通貨基金(IMF)財政局次長。IMFにおいては20年以上にわたり、税制についての政策と助言の作成・実施を主導した。世界各地の財務省に助言し、40カ国以上を訪問、さらにはG20やIMF理事会のために重要文書を執筆。米国国税協会から長年の貢献に対してダニエル・M・ホランド・メダルを授与されているほか、国際財政学会の会長を務めた。著書(共著)Taxing Profit in a Global Economy (Oxford University Press, 2020) ほか。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
ジョエル・スレムロッド(著者):(Joel Slemrod)
ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネスのビジネス経済学および公共政策教授、および同大経済学部教授。ロス・スクール・オブ・ビジネスの税制研究室長も務める。米国国税協会から長年の貢献に対してダニエル・M・ホランド・メダルを授与されているほか、国際財政学会の会長を務めた。著書(共著)Taxing Ourselves: A Citizen’s Guide to the Great Debate Over Tax Reform (5th ed., The MIT Press, 2017) ほか。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
中島由華(翻訳):(なかじま・ゆか)
翻訳家。訳書 メリマン『亡命トンネル29――ベルリンの壁をくぐり抜けた者たち』(2022)ヘイガン『『ローリング・ストーン』の時代――サブカルチャー帝国をつくった男』(2021)フリスビー『税金の世界史』(以上、河出書房新社、2021)ほか。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

内容

博識にして、ゴキゲンな租税史だ…
税金は払うより、読んだほうがずっと楽しい…
税理士にぜひ確認してほしい――この本は控除対象かもしれない。
ダニエル・アクスト(『ウォールストリート・ジャーナル』)

これ以上タイムリーで、愉快な歴史は想像できない。
バリー・アイケングリーン(カリフォルニア大学バークレー校教授)

読んで、学んで、楽しむ、ご準備を。
クリスティーヌ・ラガルド(欧州中央銀行総裁)

愉快で、同時に、ためになる。
ローレンス・サマーズ(ハーヴァード大学教授)

「本書でとりあげるのは数千年の期間に生まれた物語の数々である。シュメールの粘土板、カリグラ帝の奇抜な税制から、パナマ文書で暴露された狡猾な租税回避や、ブロックチェーン技術で可能になる税務の仕組みまで。…とはいえ、この本は税金の歴史をまとめた歴史書ではないし、税金の原則を教える入門書でもない。その両方の要素を少しずつ持っている。…
税金の原則がわかれば、税金の歴史をとらえるのに役立つ。…一方、税金の歴史がわかれば、税金の原則を解き明かすのに役立つ。…税を立案し、導入するときに取り組むべき問題(公平性、帰着分析、効率性、最適課税などなど)は、基本的に昔もいまも変わらない。…
この本の核心をなす基本的なポイントは、税制のよしあしを定める原則の多くがどの時代にも見てとれるということである。それらの原則に目を向ければ、過去を知り、テクノロジーの発展とともに変わりゆく未来のために賢い選択を行なうのに役に立つ」(はしがき)
税の歴史で原則を学べば、「つまらない政治的レトリック」に惑わされなくなるかもしれない。

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