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日本経済の死角~収奪的システムを解き明かす~(ちくま新書 1840)
河野 龍太郎
著
発行年月 |
2025年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
277p,9p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/各国の経済事情・経済史 |
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ISBN |
9784480076717 |
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商品コード |
1039865891 |
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NDC分類 |
332.107 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年03月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039865891 |
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著者紹介
河野 龍太郎(著者):河野 龍太郎(こうの・りゅうたろう):1964年生まれ。87年、横浜国立大学経済学部卒業、住友銀行(現三井住友銀行)入行。89年、大和投資顧問(現三井住友DSアセットマネジメント)へ移籍。97年、第一生命経済研究所へ移籍、上席主任研究員。2000年、BNPパリバ証券株式会社経済調査本部長・チーフエコノミスト、2023年より東京大学先端科学技術研究センター客員上級研究員を兼務。日経ヴェリタス『債券・為替アナリストエコノミスト人気調査』で、2024年までに11回の首位に。日本経済研究センターのESPフォーキャスト調査で2023年までに7回、総合成績優秀フォーキャスター(予測的中率の高かった5名)に選出される。著書に『成長の臨界』、『グローバルインフレーションの深層』(共に慶應義塾大学出版会)、共著に『金融緩和の罠』(集英社)、共訳にアラン・ブラインダー『金融政策の理論と実践』(東洋経済新報社)等。
内容
『日経ヴェリタス』4年連続人気NO.1
BNPパリバ証券チーフエコノミスト、渾身の書き下ろし
経済エリートたちの誤解をとき、論壇に一石を投ずる問題作!
なぜ収奪されるのか?
どう回避できるのか?
実質賃金・生産性・物価にまつわる誤算/
人手不足と残業規制という死角/日本型雇用制は生き残れる/
略奪される企業価値 ……
経済構造に関わるあらゆる謎が氷解する。
「失われた30年」で日本の生産性は上がっているのに、実質賃金が上がらないのはなぜなのか? 労働法制、雇用慣行、企業統治、イノベーション……日本経済の長期停滞をよみとく際の「死角」や誤算を白日のもとに晒し、社会が陥りかけている「収奪的システム」から抜け出す方途を明示する。予測的中率に定評のある最注目のエコノミストによる、まったく新しい経済分析の渾身の快著。
‘24年ノーベル経済学賞を得たアセモグルらの最新の論考も分かりやすく解説!