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飛脚は何を運んだのか~江戸街道輸送網~(ちくま新書 1841)
巻島 隆
著
発行年月 |
2025年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
411p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業 |
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ISBN |
9784480076687 |
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商品コード |
1039865910 |
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NDC分類 |
693.21 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年03月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2025/04/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039865910 |
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著者紹介
巻島 隆(著者):巻島 隆(まきしま・たかし):1966年、東京生まれ。群馬大学大学院にて修士、高崎経済大学大学院にて博士(学術)。地方紙記者を経て、桐生市史編集委員会近世部会専門委員、伊勢崎市史編纂専門委員会専門部会員。物流博物館(港区)や群馬県立文書館、伊勢崎市図書館などで古文書講座講師を務めている。石川薫記念地域文化賞(奨励賞、2008年)受賞、桐生市文化協会功労表彰(2015年)。著書に『江戸の飛脚――人と馬による情報通信史』(教育評論社)、『桐生新町の時代――近世在郷町の織物と社会』(群馬出版センター)、『上州の飛脚――輸送網、金融、情報』(みやま文庫)。
内容
手紙、荷物ばかりでない。情報発信、金融や損害保険のパイオニアの全貌。
江戸を駆ける!
《盛んな出版文化も「脚」で下支え》
例えば、ベストセラー作家の曲亭(滝沢)馬琴は、誰と、どんなやり取りをしていたか。手紙だけでない飛脚が運ぶ物産、飛脚問屋の金融的な機能や全国津々浦々の情報流通に果たした役割とは。自然災害や事故、強盗等の被害にどう備えていたか。近代郵便制度の導入以前でも、全国につながる街道、江戸市中に張り巡らされた飛脚ネットワークは相当にすぐれていた。飛脚の成り立ち、制度の変遷、ビジネス化成功の裏話、やり取りされた手紙の内容まで、江戸時代の輸送の全貌を解き明かす。