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歩くという哲学~世界を動かした小説、詩、哲学は、歩行によって生まれた~
フレデリック・グロ
著
谷口 亜沙子
翻訳
発行年月 |
2025年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
303p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784635350020 |
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商品コード |
1039865927 |
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NDC分類 |
104 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年03月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2025/03/16、朝日新聞 2025/04/26、日本経済新聞 2025/05/03 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039865927 |
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著者紹介
フレデリック・グロ(著者):パリ第12大学博士号取得。パリ政治学院政治思想学教授。著書に「フーコーと狂気」「創造と狂気」など。
内容
世界を変えた思想や哲学、文学、詩は歩行から生まれた。
最高のアイデア、知性を生む様々な歩き方を偉人から学ぶ。
世界中に影響を与え、世界を動かした思想家、哲学者、作家、詩人の思索の多くは、歩くことによって生まれてきました。
歩くことは、最もクリエイテブな行為なのです。
また素晴らしいアイデアを出す歩き方にも様々なものがあります。
歩くことは、単なる機械的な繰り返しの動作以上のものであり、自由の体験であり、緩慢さの練習であり、孤独と空想を味わい、宇宙空間に体を投じることでもあります。
著者のフレデリック・グロが、哲学的な瞑想の連続を読者とともに探索しながら、ギリシア哲学、ドイツ哲学と詩、フランス文学と詩、英文学、現代アメリカ文学等の、著名な文学者、思想家の歩き方について探求します。
ソクラテス、プラトン、ニーチェ、ランボー、ボードレール、ルソー、ソロー、カント、ヘルダーリン、キルケゴール、ワーズワース、プルースト、ネルヴァル、ケルアック、マッカーシーらにとって、歩くことはスポーツではなく、趣味や娯楽でもなく、芸術であり、精神の鍛練、禁欲的な修行でした。
また、ガンジー、キング牧師をはじめ、世界を動かした思想家たちも歩くことがその知恵の源泉でした。
歩くことから生まれた哲学、文学、詩の数々に触れてみましょう。