著者紹介
エマ・スタイルズ(著者):エマ・スタイルズ
ロンドン生まれの作家。西オーストラリア州パースで育ったのち、長く獣医師として働く。イースト・アングリア大学で文学(犯罪小説)の修士号を取得。2022年『銃と助手席の歌』でデビュー。本書は23年ウィルバー・スミス冒険小説賞を受賞したほか、英国推理作家協会賞(新人部門)ならびにオーストラリア推理作家協会賞(新人部門)の最終候補にも選出された。犯罪小説界の新鋭として注目を集めている。
圷 香織(翻訳):圷 香織
上智大学国文学科卒。英米文学翻訳家。訳書にオルツィ「紅はこべ」、マクニール「チャーチル閣下の秘書」「エリザベス王女の家庭教師」「ホテル・リッツの婚約者」、チュウ「夜の獣、夢の少年」「彼岸の花嫁」、ワスマー「シェフ探偵パールの事件簿」などがある。