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リワイルディング~生態学のラディカルな冒険~
ポール・ジェプソン,
ケイン・ブライズ
著
管 啓次郎,
林 真
翻訳
松田 法子
他
発行年月 |
2025年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
224p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/理工学/環境科学・工学/環境科学・工学 |
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ISBN |
9784326750603 |
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商品コード |
1039917032 |
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NDC分類 |
519.8 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年04月1週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2025/05/18 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039917032 |
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著者紹介
ポール・ジェプソン(著者):Paul Jepson(ポール・ジェプソン)元オックスフォード大学「生物多様性、保全、管理」修士課程のディレクター、リワイルディングを進めるコンサルタント組織Ecosulis 社の自然再生リーダー。リワイルディングの政策や行動思想に関する科学的・一般的な論文を発表しながら、テレビやラジオにも定期的に出演している。2017年より、非営利団体「リワイルディング・ヨーロッパ」の監督委員会メンバー。
ケイン・ブライズ(著者):Cain Blythe(ケイン・ブライズ)Ecosulis 社のマネージング・ディレクターで生息域回復の専門家。特に自然的再生テクニックの導入、自然回復、テクノロジー使用による保全に詳しい。イングランドおよびウェールズでのビーバーを放つ試みのモニタリングに、多数参加し、再野生化をめぐる講演を定期的におこなうとともに、多くの再野生化プロジェクトに貢献。
管 啓次郎(翻訳):管 啓次郎(すが けいじろう)詩人、明治大学理工学研究科〈総合芸術系〉教授。主な著書に『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞受賞)、『本は読めないものだから心配するな』(ちくま文庫)、『エレメンタル』(左右社)、『本と貝殻 書評/読書論』(コトニ社)など。翻訳にエドゥアール・グリッサン『〈関係〉の詩学』(インスクリプト)、『星の王子さま』(角川文庫)、パティ・スミス『Mトレイン』(河出書房新社)ほか。
林 真(翻訳):林 真(はやし まこと)独立研究者、翻訳家。明治大学理工学研究科〈総合芸術系〉博士前期課程終了。修士論文は「ナーヴァス・システムと日記─マイケル・タウシグは『非常事態』にどう対処するか?」。訳書にヘレン・チェルスキー『ブルー・マシン─海というエンジンと人類史』(エイアンドエフ)。京都芸術大学非常勤講師。
松田 法子(他):松田 法子(まつだ のりこ)京都府立大学大学院生命環境科学研究科准教授。専門は、建築史・都市史・生環境構築史。単著に『絵はがきの別府』(左右社)、共著に『東京水辺散歩~水の都の地形と時の堆積をめぐる』(技術評論社)、共編著に『危機と都市-Along the Water』(左右社)など。
内容
狼の再導入? マンモスの復活? 生態系の回復? 先駆的な環境保全活動「再野生化」の概念やプロジェクト例を紹介する初の概説書。
生態系の回復と社会の変革を目指す、真の革命「リワイルディング」とは何か?リワイルディング科学の要である大型動物と草地の相互作用による生態系の回復、先駆的な4つのプロジェクト例、倫理・政治・実践を考慮した上での実現可能な活動、将来についての10の予測を紹介する。地球の未来への新しい指針。
【原著】Paul Jepson and Cain Blythe, Rewilding: The Radical New Science of Ecological Recovery(Icon Books, 2020)