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アドルフ・ヒトラーの一族~独裁者の隠された血筋~(草思社文庫 シ3-1)

ヴォルフガング・シュトラール  著

畔上 司  翻訳
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価格 \1,320(税込)         

発行年月 2025年02月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 375p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784794227706
商品コード 1039932386
NDC分類 289.3
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年03月1週
書評掲載誌 読売新聞 2025/04/20
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039932386

著者紹介

ヴォルフガング・シュトラール(著者):ヴォルフガング・シュトラール
1958年生まれ。経済学、政治学、コミュニケーション学を大学で学び、その後ジャーナリストとして活躍中。現在、雑誌『キャピタル』の編集を担当。2002年にヒトラーの資産をテーマとする著書を刊行。
畔上 司(翻訳):畔上 司(あぜがみ・つかさ)
1951年長野県生まれ。東京大学経済学部卒。2022年没。ドイツ文学・英米文学翻訳家。共著に『読んでおぼえるドイツ単語3000』(朝日出版社)、訳書に『5000 年前の男』(文藝春秋)、『ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?』(主婦の友社)、『エンデュアランス号 シャクルトン南極探検の全記録』(ソニー・マガジンズ)、『アインシュタインの旅行日記』(草思社文庫)などがある。

内容

アドルフ・ヒトラーは、自分の出生の秘密を生涯隠しとおした。
自分の過去にまつわる多くの痕跡を徹底的に削除したのである。
……歴史家ヨアヒム・フェストは書いている。
「彼は一生、自分のことを隠しつづけ、美化しつづけた。
史上これほど強引に、かつこれほど枝葉末節と思えることにいたるまで
個人的事情に立ち入らせなかった例はほとんどない。
彼はたえず血筋を錯綜させ、身元を曖昧にし、
ただでさえ見通しがたい氏素性をいっそう曇らせようとした」(本書より)

ヒトラーの一族について徹底的な調査を行なって書かれたはじめての書!


第1章 一家の秘密
父アロイスの疑わしい出自/一族の父アロイスと女性たち/母クララとその子供たち/お母さん子のアドルフ/家庭崩壊/失踪者ヒトラー

第2章 隠された故郷
一族の記憶を抹消/「祖先地区」の親戚たち/一族の政治的故郷/ヒトラーにとっての「憎悪の手本」/地図から消された父祖の地

第3章 プライベートな絆
ゲリ──ヒトラーが夢中になった姪/ヒトラーの唯一無二の愛/消えた光/アンゲラ──ユダヤ人食堂で働いていた異母姉/女性同士の闘い/エーファ・ブラウン──ヒトラーの愛を求めつづけた女

第4章 一族の変わり種
異母弟ヒトラーとの争い/「もう一人のヒトラー」/重婚/一年だけのナチス党員/レストラン開業/地下組織からの接触/改名

第5章 ヒトラー対ヒトラー
「ドイツの偉大な親戚」/ルーツを求めて/おじヒトラーへの圧力/「私 がおじを憎んでいる理由」/アメリカでの使命/ローズヴェルト大統領」への手紙/FBIの捜査/ヒトラーの心理分析への協力/前線での戦闘

第6章 陰の妹
苦労ばかりの少女時代/妹の生活費を使いこむ兄/「ドイツ首相の妹」という立場/奪われたヒトラー姓/ヒトラー最後の「厚意」/残された妹の戦後

第7章 現在のヒトラー家
ヒトラーの遺産をめぐる争い

目次

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