戦火のバタフライ
伊兼 源太郎
著
発行年月 |
2025年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
493p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784065376591 |
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商品コード |
1039950338 |
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NDC分類 |
913.6 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2025/05/04、毎日新聞 2025/05/31 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039950338 |
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著者紹介
伊兼 源太郎(著者):1978年東京都生まれ。上智大学法学部卒業。新聞社勤務などを経て、2013年に『見えざる網』で第33回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に地方検察庁を舞台としたミステリ「地検のS」シリーズのほか『巨悪』『金庫番の娘』『事件持ち』『ぼくらはアン』『祈りも涙も忘れていた』などがある。
内容
君に、このバトンを託す。蝶の羽ばたきを受け、彼らは立ち上がる。
太平洋戦争末期。前線も本土も戦場だった。数え切れない命が散った。
南方戦線でただ一人生き残った尾崎、東京大空襲で家族を失ったさくら。前線でさくらの兄に命を救われ、厚生省職員となった尾崎は、大物政治家の助力を得て民間戦争被害者への国家補償の実現を目指す。
そんな尾崎の身辺に次々と不審な出来事が起き、署名運動を始めたさくらも思わぬ妨害に遭う。
何者かの思惑。官僚組織の論理。見え隠れする特務機関の影。立ちはだかる時間の壁。
時を経て、世代を超えて、それでも彼らは命がけで思いをつないでいく。
信じ続けること。伝え続けること
終戦から80年。深い祈りを込めた、著者の新たな代表作!