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クライミング・マインド~山への情熱の歴史~
ロバート・マクファーレン
著
東辻 賢治郎
翻訳
発行年月 |
2025年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
368p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/スポーツ・健康科学/スポーツ・健康科学 |
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ISBN |
9784480837301 |
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商品コード |
1039958419 |
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NDC分類 |
786.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年04月1週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2025/05/04 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039958419 |
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著者紹介
ロバート・マクファーレン(著者):ロバート・マクファーレン(Robert Macfarlane):1976年イギリス、ノッティンガムシャー生まれ。作家、ケンブリッジ大学英文学科教授。風景・自然・場所・言語・文学等についての著作が多数あり、国際的にも多くの賞を受賞し、ひろく翻訳されている。本書(原題Mountains of the Mind )は、ガーディアン・ファースト・ブック賞、サマセット・モーム賞、サンデー・タイムズ紙年間最優秀若手作家賞を受賞。他の代表作はThe Wild Places(2007)、 The Old Ways (2012)、Landmarks(2015)、The Lost Words (2017)、Underland (2019、邦訳『アンダーランド』〔早川書房、2020〕)がある。The Wild Places は山岳文学部門のボードマン・タスカー賞、バンフ・マウンテン・フェスティバルで大賞を受賞した。
東辻 賢治郎(翻訳):東辻 賢治郎(とうつじ・けんじろう):1978年生まれ。翻訳家、建築・都市史研究。関心領域は西欧初期近代の技術史と建築史、および地図。著書に『地図とその分身たち』(講談社)、主な訳書にソルニット『ウォークス』(左右社)、『暗闇のなかの希望』(ちくま文庫)がある。
内容
山野井泰史さん
「なぜ僕は狂ったように山に登っているの? この本は答えてくれている。
僕の山への冒険心が再び始動しました。」
角幡唯介さん
「山を見たときに感じる心の震え、気持ちの昂ぶり、そして不安と葛藤。あの山からの呼び声こそ人類の知を深め、科学を前進させる原動力だったのだ。」
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山を愛する気持ちはどこから来たのか? なぜこれほど多くの人が、命をかけて山に登らなければならないと思うのか? ただの岩と氷の塊にすぎないものに、尋常ならざる執着を抱くのはどうしてなのか? 人びとが山をどのように捉えてきたのかをつぶさに見つめ、登山者の精神史をえがいた山岳ノンフィクション。
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「この本は一般的な登山史のように登山家の名前や年号、あるいは山名やその高さを扱うのではなく、感覚や感情や考え方に注目する。いってみれば、この本が扱うのは本来の意味の登山の歴史ではなく、イマジネーションの歴史である。」(第一章より)