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虚構の日米安保~憲法九条を棚にあげた共犯関係~(筑摩選書 0299)

古関 彰一  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2025年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 333p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/政治学/国際関係論
ISBN 9784480018175
商品コード 1039968140
NDC分類 319.1053
基本件名 日米安全保障条約
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年04月3週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2025/05/04
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039968140

著者紹介

古関 彰一(著者):古関 彰一(こせき・しょういち):1943年東京生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。専門は憲法史。獨協大学名誉教授。和光大学教授、獨協大学教授、和光大学理事長を歴任した。日本国憲法がGHQによる、いわゆる「押し付け憲法」ではないことを明らかにした『新憲法の誕生』(第七回吉野作造賞)や、ちくま新書『平和憲法の深層』のほか『「平和国家」日本の再検討』『安全保障とは何か――国家から人間へ』『憲法九条はなぜ制定されたか』『日本国憲法の誕生』(以上、岩波書店)、『対米追従の構造』(みすず書房)、『集団的自衛権と安全保障』(共著、岩波新書)など著書多数。

内容

そもそも日米安全保障条約は虚構であった。一九六〇年の日米安保改正での岸首相とダレス国務長官の非公式合意が、今日も変わることなく継続している。日米地位協定、核密約、憲法九条の棚あげ、安保条約を再定義した日米安保共同宣言、そして日米政府間協議の実質的な最高権力化……。本書は歴代内閣と米国による日米共犯関係の戦後史をえぐり出す一方、米国の戦後一貫した安全保障政策、同盟国・米国と日本との信頼にズレが生じつつある実態を解明する。

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