著者紹介
シャン・ノリス(著者):作家兼、調査報道ジャーナリスト。英国のByline TimesやopenDemocracyなど、さまざまな媒体で極右運動とその主流派への移行を取材。2012年にはブリストル女性文学フェスティバルを立ち上げ、8年間運営した。英国のフェミニズム運動の第一人者であり、男性による女性への暴力から移民の権利、貧困と不平等に至るまで、多岐に及ぶ執筆活動がThe Guardian、New Statesman、The iなど多くの新聞・雑誌に掲載されている。
牟礼 晶子(翻訳):独立行政法人内部翻訳・編集者を経て現在フリーランス翻訳者。女の空間NPO理事。共訳書に『THE GIRLS』(大月書店、2022年)、『オリンピックという名の虚構』(晃洋書房、2021年)、翻訳協力に『女性・スポーツ大事典』(西村書店、2019年)、英訳記事に“From an earthquake-hit town that wants to forget, not tell, and not prepare for another one,” Voices from Japan No.36 (March 2022), Asia Japan Women’s Resource Center (AJWRC), pp.38-44ほか。
菊地 夏野(他):名古屋市立大学人間文化研究科准教授。専攻は社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究。単著に『日本のポストフェミニズム』(大月書店)、『ポストコロニアリズムとジェンダー』(青弓社)など、編著に『クィア・スタディーズをひらく』(1~3巻、晃洋書房)、共著に『戦争社会学』(明石書店)など、訳書解説にシンジア・アルッザほか『99%のためのフェミニズム宣言』(人文書院)ほか。