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線形代数の半歩先~データサイエンス・機械学習に挑む前の30話~
大久保 潤
著
発行年月 |
2025年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,292p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/数学/代数学 |
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ISBN |
9784065386477 |
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商品コード |
1039973356 |
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NDC分類 |
411.3 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2025年04月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039973356 |
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著者紹介
大久保 潤(著者):大久保 潤
埼玉大学大学院理工学研究科 教授
2004年東北大学理学部化学科卒業。2007年東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。博士(情報科学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、東京大学物性研究所 助教、京都大学大学院情報学研究科 講師、埼玉大学大学院理工学研究科 准教授を経て、2022年より現職。おもな研究分野は、確率過程の数理的研究とその応用。2018-2022年、科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 さきがけ研究員を兼任。著書に、『確率シミュレーション』森北出版(2023)がある。
内容
【甘利俊一先生推薦!!】本書は、形式的で無味乾燥な定義から始めるのを避け、具体的に目に付く多くの話題から、線形代数の醍醐味に迫ろうというものである。
★★授業で習う線形代数から、「見方」を変えるための30話★★
「ベクトルで関数を微分するって、どういうこと?」
「行列の指数関数って計算できるの?」
「行列のノルムって、何に使えるの?」
授業中に「大切だよ」と言われ続ける「線形代数」。
けれど実は、それぞれの概念がどのように使われるのかよくわからない……
本書では、「線形代数」的な視点を身につけて、応用に向かうための準備をします。
【本書のポイント】
1.数式を眺める視点を、いろいろと
2.関数を、線形代数的に捉える
3.巨大なデータに立ち向かうための道具を手に入れる
4.一度学んだ人に、これから学ぶ人に、半歩先から見える景色を
【主な内容】
第1部 ならべた数に法則を
第1話 演算による豊かさ
第2話 基底は一つではない
第3話 関係性はとても大切
第4話 多様性の一つのかたち
第5話 情報を操作して処理する
第6話 [幕間] ベクトルの影、測定の視点
第2部 ならべた数に解釈を
第7話 「数式」が「点」になる
第8話 やっぱり基底は一つではない
第9話 数式にも関係性を作る
第10話 交わらないことの便利さ
第11話 関数を行列で操作する
第12話 [幕間] 波の分解と再構築
第3部 ならべた数に応用を
第13話 世界の一部をモデルに写しとる
第14話 関数をベクトルで微分する
第15話 データに合う関数を探す
第16話 学び過ぎはよくない?
第17話 行列の特別な分解
第18話 [幕間] 直交の技術
第4部 ならべた数と移りゆく世界
第19話 移り変わりを数式で表現する
第20話 行列を引数にとる関数?
第21話 いくつかの時間発展を一度に解く
第22話 関数の時間変化を考える
第23話 偏微分方程式を解く
第24話 [幕間] 予測の光、理解の闇
第5部 ならべた数のさらなる発展
第25話 時間発展データのために
第26話 観測方法を変える・その1
第27話 観測方法を変える・その2
第28話 変数が増えると、爆発
第29話 圧縮しながらベクトルを作る
第30話 [終幕] 世界を眺める視点の変革