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近世ベトナムの地方支配と北部山地
吉川 和希
著
発行年月 |
2025年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
9p,376p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
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ISBN |
9784873547923 |
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商品コード |
1039985009 |
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NDC分類 |
223.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年03月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039985009 |
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著者紹介
吉川 和希(著者):1988年 兵庫県生まれ
2010年 大阪大学文学部人文学科 卒業
2018年 大阪大学大学院文学研究科文化形態論専攻にて博士(文学)取得
2019年 日本学術振興会特別研究員(PD)
2020年 関西大学文学部助教
2022年 関西大学文学部准教授、現在に至る
内容
近年、西南中国から東南アジア大陸部に及ぶインドシナ半島北部山地の現地住民の独特な行動原理や生存戦略が注目を浴びており、18~19世紀が中国からの移民の流入や内陸交易の活発化、平野部の王朝権力の介入などにより、インドシナ半島北部の山地社会が変容していく重大な転換期であったことが明らかにされつつある。本書はこのような最新の研究動向を踏まえ、未公刊の新史料の分析を通じて、これまで研究がほぼ皆無だった18~19世紀のベトナム北部山地における王朝権力の支配の変遷や現地住民の動向を描き出した画期的な一冊である。