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帝国と観光~「満洲」ツーリズムの近代~

高 媛  著

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価格 \4,730(税込)         

発行年月 2025年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 342p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業
ISBN 9784000240703
商品コード 1039999240
NDC分類 689.2225
基本件名 観光事業-中国(東北部)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2025年05月1週
書評掲載誌 日本経済新聞 2025/05/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039999240

著者紹介

高 媛(著者):高媛(こう えん)1972年,中国北京市生まれ.1994年,吉林大学日本語学部卒業.1995年に来日.2003年,東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学.2005年,博士号取得(社会情報学,東京大学).現在,駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授.2011年4〜9月,ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員.2020年4月〜2021年3月,東京大学大学院情報学環・学際情報学府客員教授.専門は,歴史社会学・観光社会学.主要業績「「満洲」というファンタジーの創出と空転――宝塚少女歌劇『満洲より北支へ』(一九三八年)」(山口みどり,中野嘉子編『憧れの感情史――アジアの近代と〈新しい女性〉』作品社,2023年),「戦前日本における満鉄の観光誘致」(千住一,老川慶喜編『帝国日本の観光――政策・鉄道・外地』日本経済評論社,2022年),「満洲の熊岳城温泉と軽便鉄道」(旅の文化研究所編『「小さな鉄道」の記憶――軽便鉄道・森林鉄道・ケーブルカーと人びと』七月社,2020年)など.

内容

観光という近代的営為を通じて、満洲における「帝国の物語」はどのように紡がれ、満洲国崩壊後の「失われた帝国への郷愁」はどのように醸成されたのか。観光が生み出した欲望と記憶の背後に潜む政治的意図を解明し、個人と国家、そしてその間に立つ満鉄や在満県人会などさまざまな主体の思惑が絡み合う複雑な構造を明らかにする。

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