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恐怖とパニックの人類史

ロバート・ペッカム  著

林 久実  翻訳
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価格 \5,940(税込)         

発行年月 2025年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 510p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784490211085
商品コード 1040039494
NDC分類 204
基本件名 歴史
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2025年05月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2025/04/05
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040039494

内容

「恐怖」は太古から人類を支配してきた。それは人々を服従させる力ともなり、またはさらなる進化や発展に向けての原動力ともなった。

本書では恐怖政治、異端弾圧、植民地支配などで「恐怖」が支配のための道具にされた例や、疫病や大恐慌、金融危機などで不安が社会を覆ったときに「恐怖」がどう利用されたか、さらには9.11以降「対テロ作戦」の名目で新たな戦争と混乱が始まったこと、エイズや新型コロナウィルスの発生に伴いフェイクニュースや陰謀論が広まったことなどを受け、いかに「恐怖とパニック」が私たちを支配した結果、新たな行動へと向かわせてきたかについて克明に綴り、その背景を分析する。

恐怖とパニックの歴史を辿ることで学べるのは、気候変動や、アメリカによる力の外交(「トランプ・リスク」)、香港での言論弾圧や中国の周辺諸国への威圧的関与、プーチン・ロシアによるウクライナ侵攻など「恐怖」が再び世界を覆う現在において、それに取り込まれることなくどのように正しく向き合うべきかというヒントである。

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