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新刊
丸善のおすすめ度

ビジュアル美しい元素の歴史図鑑

フィリップ・ボール  著

武井 摩利  翻訳
若林 文高  監修
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \5,500(税込)         

発行年月 2025年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 224p
大きさ 26cm
ジャンル 和書/理工学/化学/物理化学、理論化学
ISBN 9784422420110
商品コード 1040056413
NDC分類 431.11
基本件名 元素
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年06月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040056413

著者紹介

フィリップ・ボール(著者):フィリップ・ボール(Philip Ball)
オックスフォード大学で化学の学位を取得した後、ブリストル大学で物理学の博士号を取得。20年以上『ネイチャー』誌の編集者を務めた。科学ジャーナリストとして『ニュー・サイエンティスト』誌、『ニューヨーク・タイムズ』紙などに寄稿している。『量子力学は、本当は量子の話ではない』(化学同人)、『人工培養された脳は「誰」なのか』(原書房)、『音楽の科学』(河出書房新社)、『かたち――自然が創り出す美しいパターン1』 (ハヤカワ文庫)など邦訳多数。『Critical Mass』で2005年に王立協会科学図書賞を受賞した。
若林 文高(監修):若林文高(わかばやし・ふみたか)
国立科学博物館名誉館員・名誉研究員。同館の元理工学研究部長。専門は触媒化学、物理化学、化学教育・化学普及。博士(理学)。京都大学理学部化学科卒業、東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。主な監修・訳書に、『楽しい化学の実験室I・II』(東京化学同人)、ロブ・ルイス、ウィン・エバンス『基礎コース 化学』(東京化学同人)、セオドア・グレイ『世界で一番美しい元素図鑑』、『世界で一番美しい分子図鑑』、『世界で一番美しい化学反応図鑑』、『世界でいちばん美しいこども元素ずかん』(いずれも創元社)などがある。

内容

わたしたちは世界を、宇宙を、物質を、
どのように理解してきたか?

人類が行った数多くの発見のなかで、
最も深い意味を持つ
「世界は何からできているか」という
元素をめぐる探求の歴史を、
美しいビジュアルとともに
あますところなく描く!



本書の著者、フィリップ・ボールは
「元素は、私たちがいかにして
周囲の環境を理解しようとし、
またそれを操作しようとしてきたかをめぐる
長大な叙事詩の登場人物である」と言う。

実際、人類が行った数多くの発見のなかで、
最も深い意味を持ち、
最も役に立ったもののひとつは、
「世界は何からできているか」という、
元素をめぐる探求だろう。
この意義深い探求により、
実証的ではなかった哲学や錬金術は、
近代科学へと発展してゆくのである。

本書では元素が発見された
年代ごとにグループ分けをし、
先史やギリシャ・ローマの時代から、
原子爆弾や加速器による探求の時代まで、
7000年の元素発見の歴史を描き出す。

古今東西世界中の画像や
発見の物語を取り上げ、
自分たちの発見や、
見出された科学的な原理を
受け入れさせようと奮闘した
人々にも光を当てる。

元素発見の歴史を語ることは、
単に学問としての
化学の発展の解説にとどまらない。
元素発見史は、私たちが自然界をどのように
理解するに至ったかを教えてくれるのだ。
その知識がいかに技術や芸術の進化と
手に手を取って進んできたかも示してくれる。

金・銀・銅といった
古代から知られた元素にはじまり、
日本の理化学研究所が発見した
ニホニウムのような
最新のものまで網羅している一方、
真の元素ではないが、長い間、元素である
と考えられてきた「物質」も取り上げている。
エーテルから、フロギストンや
カロリックのような最近まで信じられていた
「偽の元素」の興味深いエピソ-ドまで、
ロンドン王立協会科学図書賞受賞者
であるフィリップ・ボールが、
元素発見の全歴史を大胆に伝えてくれる。

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