丸善のおすすめ度
啓蒙時代の礼節~法・習俗・マナー~(叢書・ウニベルシタス 1179)
フィリップ・レノ
著
増田 都希
翻訳
発行年月 |
2025年05月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
6p,369p,7p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治思想史・政治理論 |
---|
|
|
ISBN |
9784588011795 |
---|
|
商品コード |
1040056745 |
---|
NDC分類 |
311.23 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2025年06月2週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040056745 |
---|
著者紹介
フィリップ・レノ(著者):フィリップ・レノ(Philippe Raynaud)
1952年-。サン゠クルーの高等師範学校(リヨン)を卒業、1987年に政治学で国家博士号を取得。パンテオン゠アサス(パリ第2)大学、社会科学高等研究院(EHESS)、レイモン・アロン政治研究センター(社会科学高等研究院)、パリ政治学院で教鞭を取ったのち、パンテオン゠アサス(パリ第2)大学名誉教授(政治学)。専門はアメリカ政治思想・法思想史、法哲学、政治哲学。フランス学士院会員。本書によってラ・ブリュイエール賞(アカデミー・フランセーズ、2014)、ボルドー・モンテーニュ賞(ボルドー・ワイン・アカデミー/ボルドー市、2014)を受賞。主な著書に『司法官と哲学者――法の新時代についてのエッセイ』(アルマン・コラン、2020)、『ライシテ――フランス固有の政教分離の歴史』(ガリマール、2019)、『自由の三革命――イギリス、アメリカ、フランス』PUF、2009)、共編著に『政治哲学事典』(PUF、2003)など。
増田 都希(翻訳):増田 都希(マスダ トキ)
1973年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科言語社会専攻博士課程修了、学術博士。東海大学特任准教授。専門は近世フランス文化史。共著に『〈フランス革命〉を生きる』(刀水書房、2019)、訳書に『クルタンの礼儀作法書』(作品社、2017)。
内容
啓蒙時代の礼節や行儀作法が、文明化の価値、社会慣習と誠実さとの緊張関係、人類の多様性などの問題を浮上させる。モンテスキュー、ヴォルテール、ヒューム、ルソー、カント、スタール夫人らの考察から、今日では等閑に付されがちな法・習俗・マナーの関係にまで光を当て、その考察が炙り出した政治的・道徳的問題が、現在もなお私たちの重要な問題であることを明らかにする。