ホーム > 商品詳細
丸善のおすすめ度

思想家鶴見俊輔とその時代

土倉 莞爾  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \3,520(税込)         

発行年月 2025年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 4p,277p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784873547947
商品コード 1040086729
NDC分類 289.1
個人件名 鶴見/俊輔
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2025年04月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040086729

著者紹介

土倉 莞爾(著者):1966年 神戸大学法学部卒業
1971年 神戸大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学
1970年 関西大学法学部助手
1983年 関西大学法学部教授
2011年 関西大学特別契約教授
2014年 関西大学退職
現 在 関西大学名誉教授
著訳書 『フランス急進社会党研究序説』(関西大学出版部,1999年),『現代フランス選挙政治』(ナカニシヤ出版,2000年),『拒絶の投票:21世紀フランス選挙政治の光景』(関西大学出版部,2011年),『現代日本の政治思考的考察』(関西大学出版部,2015年),『ポピュリズムの現代―比較政治学的考察』(関西大学出版部,2019 年),『西ヨーロッパ・キリスト教民主主義の研究』(関西大学出版部,2021年),『キリスト教民主主義と西ヨーロッパ政治』[共編著](木鐸社,2008年),水島治郎編『保守の比較政治学』』[共著](岩波書店,2016 年),水島治郎編『ポピュリズムという挑戦:岐路に立つ現代デモクラシー』[共著](岩波書店,2020年)ほか。

内容

本書は著者が,2021年から23年にわたって,『関西大学法学論集』に掲載してきた,思想家鶴見俊輔についての論考を集成したものである。著者は,大学を定年退職してから10年以上になるものであるが,現役の教員時代,担当授業科目は「西洋政治史」であった。そのため,現役当時,記述した論文,著書は,ヨーロッパの政治・政治史に関連したものが多かったのであるが,本書は,日本の思想家に関するものになっている。本書は,鶴見俊輔について論じたものであるが,鶴見は,例えば,フランスの著名な政治学者パスカル・ペリノーとは,まったく関係ない。無理にこじつけることさえできない。結局,本書は,本職であった授業,研究科目とは関係のない,著者の私的な漠然としたひそかな読書遍歴の「なれの果て」といったものと言っても仕方ないと思っている。しいて居直った言い方になるが,政治学研究者の心の奥底の遍歴を研究という手法で論じたものと言ったらよいのだろうか。

目次

カート

カートに商品は入っていません。