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怪異・妖怪学コレクション<1> 怪異・妖怪とは何か
廣田 龍平,
安井 眞奈美
編
小松 和彦
監修
発行年月 |
2025年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
344p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/民話・伝説 |
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ISBN |
9784309714813 |
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商品コード |
1040090127 |
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NDC分類 |
388.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年06月2週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2025/06/22、読売新聞 2025/06/22 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040090127 |
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著者紹介
廣田 龍平(編者):大東文化大学助教。専門は文化人類学、民俗学。博士(文学)。『ネット怪談の民俗学』『〈怪奇的で不思議なもの〉の人類学 』『妖怪の誕生』など。
安井 眞奈美(編者):国際日本文化研究センター研究部教授。専攻は文化人類学、民俗学。博士(文学)。『狙われた身体』『怪異と身体の民俗学』『出産環境の民俗学』など。
小松 和彦(監修):1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。『妖怪文化入門』『妖怪学新考』『異界と日本人』『聖地と日本人』など著書多数。
内容
妖怪の定義、多様化する方法論、グローバルな比較研究……
怪異・妖怪研究、新時代へ。
飛躍的な進展を遂げ、人文学の新領野としての地位を確立――
これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー!
【目次】
総論 怪異・妖怪とは何か(廣田龍平・安井眞奈美)
Ⅰ 妖怪概念の深化と転回
怪異・妖怪とはなにか(小松和彦)
モノ化するコト――怪異と妖怪を巡る妄想(京極夏彦)
妖怪の、一つではない複数の存在論――妖怪研究における存在論的前提についての批判的検討(廣田龍平)
畏怖の保存――情感の共有を考えるための一試論(後藤晴子)
柳田國男の妖怪研究――「共同幻覚」を中心に(香川雅信)
Ⅱ 多様化する妖怪へのアプローチ
目の想像力/耳の想像力――語彙研究の可能性(山田厳子)
怪音と妖怪――聴覚と怪異現象(常光徹)
妖怪・怪異に狙われやすい日本人の身体部位(安井眞奈美)
「妖怪」という問いかけ――調査地における応答の諸相をめぐる研究ノート(藤坂彰子)
Ⅲ グローバルな比較妖怪学へ
妖怪を翻訳する(マイケル・ディラン・フォスター)
韓国の「ドッケビ」の視覚イメージの形成過程――植民地時代を中心に、日本の「オニ」との比較を手がかりとして(朴美?)
自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異(山中由里子)
怪物(ヤスミン・ムシャーバシュ/廣田龍平訳)
解題(廣田龍平・安井眞奈美)