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アンビバレント・ヒップホップ(ゲンロン叢書 016)
吉田 雅史
著
発行年月 |
2025年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
424p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/音楽 |
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ISBN |
9784907188580 |
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商品コード |
1040112149 |
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NDC分類 |
767.8 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年04月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2025/03/29 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040112149 |
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著者紹介
吉田 雅史(著者):1975年生まれ。批評家、ビートメイカー、MC。ゲンロン 佐々木敦 批評再生塾第1期総代。著書に『ラップは何を映しているのか』(2017年、大和田俊之、磯部涼との共著)、『最後の音楽:||』(2024年、荘子itとの共著)、訳書にジョーダン・ファガーソン『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』(2018年)。ヒップホップ・コレクティヴ「口頭遊民ダコタ」主宰。ビートメイカーとしてMeiso『轆轤』(2017年)プロデュース、OMSBのEP『HEAVEN』(2021年)、『喜哀』(2023年)へ参加など。
内容
「ヒップホップとはいったい何だろうか。
それは日本語でこの文章を読んでいる、あなたにかかわる問いである。」
──はじめにより
最後の音楽であるヒップホップは、未だ強く新しいナラティヴを生み出そうとしている。
そしてやがてそれは終わるだろう。
モダニズムという脂質と、歴史という糖に、同時に淫する、誠実な吉田の、誠実な両価性(アンビバレンス)。
──菊地成孔 a.k.a. N/K
ハイとロウ、芸術と路上、知性と野生。
異形のヒップホップ論にして、斬新な現代文化論。
批評再生塾の初代総代にしてラスボス、MA$A$HIが遂に単著デビュー!
──佐々木敦(批評家)
アメリカと日本(フッド)に引き裂かれた日本語ラップには、戦後社会のアンビバレンスが凝縮されている。緻密な楽曲分析を通し、ヒップホップの本質とこの国の「リアル」を抉る。四半世紀にわたりヒップホップと向かい合ってきたビートメイカー「MA$A$HI」が送る、衝撃の日本=ラップ論。