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書くことのメディア史~AIは人間の言語能力に何をもたらすのか~
ナオミ・S・バロン
著
古屋 美登里,
山口 真果
翻訳
発行年月 |
2025年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
536p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784750518671 |
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商品コード |
1040112311 |
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NDC分類 |
801.6 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年04月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2025/05/03 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040112311 |
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著者紹介
ナオミ・S・バロン(著者):言語学者。アメリカン大学名誉教授。長年にわたりIT技術が言語に及ぼす影響の研究をおこない、アメリカ記号学会元会長も務めた。現在も、コンピューターやモバイルデバイスの黎明期からAIまで、テクロノジーによる読み書きの変遷について考察を続けている。著書に『How We Read Now: Strategic Choices for Print, Screen, and Audio』(2021年)、『Words Onscreen』(2015年)、『Always On』(2008年)など。
古屋 美登里(翻訳):翻訳家。著書に『雑な読書』『楽な読書』(共にシンコーミュージック)。訳書にエドワード・ケアリー『望楼館追想』『吞み込まれた男』、アイアマンガー三部作(以上東京創元社)、デイヴィッド・フィンケル『アメリカの悪夢』、トム・ゴールド『月の番人』、ナタリー・リヴィングストン『ロスチャイルドの女たち』(以上亜紀書房)、ジョディ・カンター他『その名を暴け』(新潮文庫)ほか多数。
山口 真果(翻訳):翻訳家。ヨーク大学政治学部卒。共訳に『Scream! 絶叫コレクション 不気味な叫び』所収トーニャ・ハーリー「ショーウィンドウの女の子」、『Scream! 絶叫コレクション 消えない叫び』所収リサ・モートン「サメがいた夏」(共に三辺律子監訳、理論社)がある。
内容
ChatGPT, DeepL, Grammarly, Copilot, DALL-E2, Midjourney…
──生成AIがもたらすのは、書くことの終焉か、新たな始まりか。
古代ギリシアのアルファベットの誕生から、現在のAI技術の最先端まで。
言語学のエキスパートが、文字と人類をめぐる壮大な歴史を俯瞰しながら、「書くこと」の現在、そして未来を明らかにする!
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〈文字を書くことで、人間は自分が本当は何を考えているのかを知ることができていたのだとしたら?〉
【Contents】
◇チンパンジーの手話は「言語」なのか
◆ギリシアの哲学は表音文字から生まれた
◇AIが作ったアートや小説の「著作者」は誰なのか
◆AIはどうやって「嘘をつく」のか
◇AI文章生成は、書くことを仕事とする人々の職を奪うのか
◆AIは人間の役割を「置き換える」のか、「拡張する」のか and more…