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啓蒙の海賊たち~あるいは実在したリバタリアの物語~
デヴィッド・グレーバー
著
酒井 隆史
翻訳
発行年月 |
2025年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
230p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アフリカ史 |
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ISBN |
9784000616850 |
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商品コード |
1040138345 |
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NDC分類 |
249.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年06月2週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2025/05/31、東京・中日新聞 2025/06/15、朝日新聞 2025/07/26 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040138345 |
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著者紹介
デヴィッド・グレーバー(著者):デヴィッド・グレーバー David Graeberロンドン・スクール・オブ・エコノミクス人類学教授.単著に『負債論──貨幣と暴力の5000年』『ブルシット・ジョブ──クソどうでもいい仕事の理論』,共著に『万物の黎明──人類史を根本からくつがえす』など.「ハーパーズ・マガジン」「ガーディアン」「バフラー」などの新聞雑誌に寄稿.思想家・活動家としても名高く,ズコッティ公園の集会をオキュパイ・ウォールストリート運動につなげた.2020年9月2日死去.
酒井 隆史(翻訳):酒井隆史(さかい・たかし)1965年生まれ.大阪公立大学教授.専門は社会思想,都市史.著書に『通天閣』(青土社,サントリー学芸賞),『暴力の哲学』『完全版 自由論』(ともに河出文庫),『賢人と奴隷とバカ』(亜紀書房)など.訳書にデヴィッド・グレーバー『負債論』(共訳,以文社),『官僚制のユートピア』(以文社),『ブルシット・ジョブ』(共訳,岩波書店),グレーバー+デヴィッド・ウェングロウ『万物の黎明』(光文社),ピエール・クラストル『国家をもたぬよう社会は努めてきた』(洛北出版)など.
内容
西洋なんて存在しなかった?──近代知の起源とされる「啓蒙思想」は、ヨーロッパ貴族のサロンではなく、じつはマダガスカルの海賊と女性たちの社会実験によって創造されたのではないか。海賊王国の知湧き心躍る「本当の」歴史をたどり直し、自由、国家、民主主義をめぐる無数の常識をくつがえす。グレーバー生前最後の著作。