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KPI監査~業績が確実に改善する行動指標とモニタリング~

嶋田利広/長野研一/奥山和弘/早川善輝  著

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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2025年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 318p
大きさ 26cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/経営戦略・経営計画
ISBN 9784837805366
商品コード 1040159513
NDC分類 336.1
基本件名 経営計画
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2025年05月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040159513

著者紹介

嶋田利広/長野研一/奥山和弘/早川善輝(著者):嶋田利広 ㈱RE-経営代表
熊本商科大学卒業。中堅コンサルタント会社で15年経験後、同社取締役部長を最後に独立。
1999年、有限会社RE‐経営(後に株式会社に改組)を創業。
2022年から京都大学大学院EMBA講師。

長野研一 合同会社エリアサーベイ代表社員
慶応義塾大学法学部法律学科卒業。同大学院経営管理研究科修士課程修了。
メーカー勤務を経て、2003年不動産鑑定士登録、2005年中小企業診断士登録。

奥山和弘  株式会社サポートブレイン代表取締役
慶應義塾大学商学部卒。信用金庫、不動産業界を経て、会計事務所に勤務。
2021年税理士登録。2024年2月、株式会社サポートブレインを設立。

早川善輝  株式会社湯~とぴあ代表取締役
1958年、山梨県生まれ。専修大学卒。大学在学中に竜王ラドン温泉開設。
1989年、株式会社湯~とぴあ代表取締役就任。

内容

「強み特化型KPI経営」でしか生き残れない
 筆者は40年以上、経営コンサルタントとして企業の経営改善や業績向上の支援をしてきた。その経験の中には成果の出たものだけでなく、うまくいかなかったことも正直ある。100戦100勝みたいなスーパーコンサルタントではないから当然だが、ただうまくいかなかった企業の例を見ると「弱み改善」や「やらなければならない(must)」対策が多かったように思う。
 クライアントとの経営顧問が10年以上続いている企業は、すべて「強み特化型経営」である。それは「私のコンサルティングのメソッドがよかった」というのではなく、経営者、役員幹部と一緒に強み特化型経営を推進してきたからであると確信できる。
 その一つのメソッドとして、「クロスSWOT分析」を実施している。お陰でクロスSWOT分析の実績回数も450回を超え、私達のSWOT分析を学ぶコンサルタントや税理士等も250名を超えている。
 そして、もう一つ共通項がある。それは長期の経営顧問先は売上や社員数の規模に関係なく、KPI(重要業績評価指標)を大事にしていることである。「結果よければすべてよし」という価値観の経営者は私達のクライアントにはいない。たとえ業績が悪くてもKPIが進んでいれば、近未来は確実によくなるという視点を持っている経営者がほとんどだ。
 目標達成や必要業績を叩き出すというのは「正しいプロセスを愚直に実行した結果」であり、優秀な経営者ほどその思考が強い。したがって、「正しいプロセスを愚直に実行」せずして、業績は上向くはずもないし、仮にいい業績結果になったとしても「基礎力のないフロック(まぐれ)」と考えたほうがよい。
 本書は、これまで実際のクライアントや経営顧問先に「KPI監査」と「KPI経営」のコンサルティングを実践してきたノウハウを体系化し、その実務と実例を示したものである。
 KPI経営はいろいろな書籍やネットでも情報が出ているが、私達が考えている「中小企業のリアルなKPIとは違う」ように感じている。なぜなら、多くのKPI情報では、「何をどう企画し、どのような行動の段取りで、どのくらいの行動数量で行うべきか」がよくわからない。だから中小企業の経営者からは「KPI経営の理屈はわかるが、自社の状況とは違うよね」と思う方もかなりいるのだ。
 どこが違うのか? それは、私達が推進する「KPI監査」「KPI経営」は、「会社の強みを前面に出した、行動プロセスの因数分解による具体化と数量化」にこだわっている点である。
 詳細は本書で解説しているが、KPI経営~KPI監査のアプローチは「クロスSWOT分析」「業績の公式」「ボトルネック改善」という3つの方向から、その会社にふさわしい「強み特化型KPI経営」を推進することである。その実例を見れば、この意味がご理解いただけると確信している。
 本書が業績改善の糸口が見つからない中小企業経営者や経営支援の専門家であるコンサルタントや税理士の“虎の巻”となることを期待している。

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