ホーム > 商品詳細

書評掲載
丸善のおすすめ度

誘拐された西欧、あるいは中欧の悲劇(集英社新書 1261)

ミラン・クンデラ, 阿部 賢一  著

在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \1,045(税込)         

発行年月 2025年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 156p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/フランス文学
ISBN 9784087213614
商品コード 1040168148
NDC分類 954.7
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2025年05月4週
書評掲載誌 朝日新聞 2025/05/24、毎日新聞 2025/05/31
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040168148

内容

『存在の耐えられない軽さ』の著者
ミラン・クンデラが生涯をかけた探究
中欧のチェコに生まれたミラン・クンデラは20世紀後半の歴史と文学を「中欧」という視点から体現した作家。
2023年の没後、作品の再検証を試みる機運が高まるなか、クンデラが生涯をかけて探求した概念「中欧」と「小民族」を巡る両論考は作家の世界観を理解するための貴重な証言と言える。
また、主体的な関与がないまま自国の運命が一変するという「小民族」の置かれている状況は、現在のウクライナやパレスチナの情勢にも援用可能な視点であり、その警鐘は鳴りやむどころか世界中に響き渡っている。

●著者:Milan Kundera(ミラン・クンデラ)
チェコ生まれ。1975年よりフランスに住む。2023年没。
●訳者:阿部賢一(あべ けんいち)
1972年、東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。『翻訳とパラテクスト ユングマン、アイスネル、クンデラ』(人文書院)で第76回読売文学賞(評論・伝記賞)受賞。著書・訳書多数。

カート

カートに商品は入っていません。