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国境アトラス~世界の壁・移民・紛争の全記録~
デルフィヌ・パパン,
ブルーノ・テルトレ,
グゼマルタン・ラボルド
著
発行年月 |
2025年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
199p |
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大きさ |
22×23cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/政治学一般 |
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ISBN |
9784863136427 |
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商品コード |
1040183346 |
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NDC分類 |
312.9 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年04月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040183346 |
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著者紹介
デルフィヌ・パパン(著者):フランス地政学研究所の博士で、新聞「ル・モンド」のインフォグラフィックス・マッピング部門を統括している。「ル・デッスー・デ・カルト」番組に協力し、『L'Atlas global』(レ・アレーヌ、2014年)、『L'Atlas de Londres』(オートルマン、2012年)、『L'Atlas geopolitique du Royaume-Uni』(オートルマン、2009年)など多くのアトラスに携わってきた。また、雑誌「エロドット」の編集委員会のメンバーでもある。
ブルーノ・テルトレ(著者):政治学者。戦略研究財団の副所長およびモンテーニュ研究所のシニアフェロー。『大統領と爆弾』(2016年、地政学書賞受賞)、『歴史の逆襲』(オディール・ジャコブ、2017年)、『軍事および戦略アトラス』(2019年)、『人口ショック』(2020年)などの著書がある。2010年には、その業績全体でヴォーバン賞を受賞。2020年1月からは週刊誌「L'Express」に隔週でコラムを執筆している。
グゼマルタン・ラボルド(著者):「ル・モンド」紙のインフォグラフィックス担当で、主に地政学ページを担当している。フランス地政学研究所と国立地理科学学校で教育を受け、『L'Atlas mondial du nucleaire』や『L'Atlas des grandes decouvertes』(オートルマン、2015年および2021年)といったアトラス書に参加してきた。
内容
せめぎ合い、揺れ動き、書き換えられる境界線。今、国境が再び注目を集めている! 全71テーマ。フランス『ル・モンド』紙のインフォグラフィックス部門が作成した美しく精細な地図を見ながら、地政学と国際安全保障問題のスペシャリストが、世界の成り立ちと紛争、未来を語る。
ウクライナやパレスチナなど紛争によってせめぎ合う国境。気候変動によって地形が変わり国境も書き換えられるアルプス周辺国。資源の争奪に揺れる北極海の境界線。複数の国による支配地域がもつれた糸のように入り組むカシミール地方や南沙諸島。国境線がいまだ曖昧なままのアフリカ諸国。様々ないきさつから不自然に取り残された回廊や飛び地。増え続ける壁やフェンスで分断される世界、逆に自由な人の往来を許す国々――。国境は昔から当たり前のように存在していると思われているが、実はあいまいなもので、今も揺れ動いているのだ。
国境に特化した、ほかにないユニークな1冊。人々を隔てたり結んだりする境界線がどのように形作られ、その背後にどんな問題があるのかをわかりやすく伝えより良く理解するのに役立つ。