著者紹介

内容

目次

はじめに　「ロシアは頭では分からない」？ ――失った感覚の正体を探す試み 第Ⅰ部　体験的ロシア文化論――生き続けるロシア芸術文化の今を知る 〈絵画〉　「デーモン」の誘惑――ロシア文化の坩堝の中へ 〈演劇〉　言葉に生命が宿る瞬間 〈音楽〉　「音楽が私たちを結び付けた」 〈映像〉　ロシア人はロシア映画に興味がない？ 第Ⅱ部　隣国ロシアを誰も知らない――普段の生活と素顔のロシア人を知る 〈生活〉　衣食住の考現学 〈祝祭〉　祝日の過ごし方（あるいは祝い方） 〈日常〉　モスクワの日常から知るロシア人の「常識」 〈言語〉　ロシア語はロシア人にも難しい 〈性格〉　ロシア人の考え方、感じ方を知るために 〈笑い〉　笑うロシア人――笑わせるのは何、笑われるのは誰？ おわりに　それぞれの「戦場」、失った感覚の正体、「対話」のすすめ 主な参考文献 【コラム１】現代ロシアの画家 【コラム２】劇場のマナー 【コラム３】「外国の代理人」というお墨付き 【コラム４】再び台頭するロック 【コラム５】ポップスで高まる「ノスタルジー」 【コラム６】なぜロシアにアイドルはいないのか（そして今後も出てこないのか） 【コラム７】ロシアの「演歌」――シャンソン 【コラム８】ウクライナ出身のアーティスト 【コラム９】独自に進化する「対話系」ユーチューバー 【コラム10】ソ連・ロシアのアニメ 【コラム11】ロシア的余暇――ビリヤード・スケート・川遊び 【コラム12】移民と差別 【コラム13】「トラブルには二人以上のバカが必要」 【コラム14】「手」は口ほどにものを言う 【コラム15】アネクドート（語る）からミーム（見る）へ