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日本とロシア~忘れられた交流史~
シュラトフ ヤロスラブ
著
発行年月 |
2025年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
352p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784760156030 |
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商品コード |
1040237037 |
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NDC分類 |
210.5 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2025年06月1週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2025/06/29 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040237037 |
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著者紹介
シュラトフ ヤロスラブ(著者):1980年生まれ。ロシア極東出身。早稲田大学 政治経済学術院 教授。歴史学博士(2005年、ハバロフスク国立教育大学)、法学博士(2010年、慶應義塾大学)。著書に『協力に向かって――1905-1914の日露関係』(ロシア語)、共著書に『日露戦争とサハリン島』(北海道大学出版会)、『ソ連と東アジアの国際政治 1919-1941』(みすず書房)、『日露関係史――パラレル・ヒストリーの挑戦』(東京大学出版会)、『ロシア革命とソ連の世紀 1 世界戦争から革命へ』(岩波書店)、『日本史』(ロシア語)など。
内容
国境も定かでなく、
互いに未知の存在だった時代から、
私たちはいかに出会い、交流してきたのか?
大昔から衝突と融和を繰り返しながら、濃密な交流を展開してきた日本とロシア。戦争や領土問題など、20世紀の対立の陰に隠れ、歴史の暗がりに埋もれてしまった400年の厚みある関係の多面性を、色とりどりのエピソードとともに生き生きと再構築。
モノクロ図版約100点、カラー図版約30点と、ビジュアル資料も充実。ヒト、モノ、情報の流れに着目した新しい入門書!
“日露関係史を基軸に国際関係史を教えてきた私は、よくこのようなフレーズで両国が歩んだ道程を説明します。日本とロシアは「逆転を繰り返した関係」だと。常に暗いイメージだったわけではなく、もちろんずっと良いイメージだったわけでもなく、「先生」から「ライバル」へ、「敵国」から「同盟国」へと、ジェットコースターのように激しく上下左右に揺れながら、何度もその関係を展開あるいは転回させてきた、ということです。そのダイナミズムを一緒に追究していきましょう。[…]目指すのは、各時代を生きた、そして近くて遠い日露間を行き来していた様々な人の「動き」や「顔」が見える、生き生きとした日露関係史です。”(「はじめに 日露関係の出発点」より)