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書評掲載

口出し屋お貫

中島 要  著

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価格 \1,870(税込)         

発行年月 2025年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 251p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784396636784
商品コード 1040237119
NDC分類 913.6
書評掲載誌 東京・中日新聞 2025/05/17
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040237119

著者紹介

中島 要(著者):早稲田大学卒業。2008年、「素見」で小説宝石新人賞を受賞。若き町医者を描いた初長編『刀圭』と、受賞作を含む短編集『ひやかし』が好評を集める。祥伝社文庫既刊に『江戸の茶碗』『酒が仇と思えども』『吉原と外』。著書に「着物始末暦」「大江戸少女カゲキ団」シリーズ、『神奈川宿 雷屋』『誰に似たのか』『産婆のタネ』などがある。

内容

「口入れ屋は商売だけど、
口出しするのは性分なんで」
若き女主人と元花魁が、人にからまる糸を解く!
著者好評の江戸人情話、最新作!

二十七にして三度目の奉公先から暇を取ったおれんは、昔馴染みの口入れ屋を訪ねた。帳場には見慣れぬ小娘。口入れ屋の主人と言えば、酸いも甘いも?み分けた食えない年寄りが相場である。ただの留守番に違いない――が。
「あたしは先代時三の孫で、貫と申します。二年前にこの店を継ぎまして、今年二十二になります」
それぞれの奉公先を辞めた経緯を語らせるお貫に反発して、おれんは店を飛び出す。別の口入れ屋に断わられ、通りで再会した元の主人には不義理をなじられ、疲れ果てて戻った部屋には、お貫が待ちかまえていた……。

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