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メディアとしての福沢諭吉~表象・政治・朝鮮問題~
都倉武之
著
発行年月 |
2025年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,458p,5p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/概論・参考図書 |
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ISBN |
9784766430301 |
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商品コード |
1040245795 |
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NDC分類 |
289.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2025年06月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040245795 |
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著者紹介
都倉武之(著者):慶応義塾福沢研究センター教授。福沢諭吉記念慶応義塾史展示館副館長。
専門は近代日本政治史・思想史、メディア史。
1979年米国生まれ。2002年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。2007年慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程満期単位取得退学。2006年武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部専任講師。2007年慶応義塾福沢研究センター専任講師。2011年慶応義塾福沢研究センター准教授。
著書に、『福沢諭吉の思想と近代化構想』(共著、慶応義塾大学出版会、2008年)、『近代日本と福沢諭吉』(共著、慶応義塾大学出版会、2013年)、『アジア的空間の近代』(共著、慶応義塾大学出版会、2020年)など。
内容
『文明論之概略』も福沢諭吉が仕掛けた罠だった――
福沢諭吉は、多くの著作を著し、『時事新報』を創刊するなど、メディアの発信者として活躍した一方で、“いつ” “どのように” 発信するかに常に自覚的であった。本書は福沢諭吉をメディアそのものとして捉え、様々な矛盾が指摘されるその言説を、「交通」の最大化、「文明主義」の拡大と継続を目的とした、一貫した思想として読み解く。